271:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/07/15(日) 20:32:41.45 ID:StkKHyuC0
十一
真之丞は、目が覚める。
272:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/07/15(日) 20:35:23.16 ID:StkKHyuC0
「ん、ああ。
それより、ひびき殿は?」
273:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/07/15(日) 20:39:59.19 ID:StkKHyuC0
「もちろんです。
ひびき殿にまだお返事をいただいていませんのですが、
まずは四条院家に参ります」
274:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/07/15(日) 20:46:12.82 ID:StkKHyuC0
「真、一大事だ」
突然、千早太が駆けこんでくる。
「どうした」
275:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/07/15(日) 20:50:44.22 ID:StkKHyuC0
「母上と、茶でも飲んで待っていてくれ」
それでは、と言って、門へと向かう。
276:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/07/15(日) 20:55:20.27 ID:StkKHyuC0
十二
「なるほど、話は分かりました。
277:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/07/15(日) 21:00:36.23 ID:StkKHyuC0
今はみきを右手に抱えていて、剣を抜ける状態ではなかった。
いや、例え右手が自由でも、
左手が使えないのでは、鞘を押さえられず刀身が抜けない。
278:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/07/15(日) 21:04:36.64 ID:StkKHyuC0
十三
「あの」
279:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/07/15(日) 21:11:06.79 ID:StkKHyuC0
十四
「あなたが、ひびき」
目を細めて、睨むように見据えながら言っている。
280:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/07/15(日) 21:16:07.65 ID:StkKHyuC0
「それを使って、片目をよこしなさい。
どちらの瞳でも構いません。
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