過去ログ - 勇者「淫魔の国の王になったわけだが」
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◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]
2012/05/29(火) 01:16:00.17 ID:MraeMU1Uo
開け放たれた入り口近くに、女王が立つ。
闇を背にして、幼淫魔Cが、背を気にしながら向かい合うように。
未だ、自らに起こる事も、闇の中にいる者も、理解している訳では無い。
あまりにも、不自然すぎる事だけだ。
以下略
15
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◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]
2012/05/29(火) 01:16:34.60 ID:MraeMU1Uo
闇の中、空気が蠢く。
やたらに粘っこい音が高らかに響き、闇に感じた気配が一気に収束していく。
背を向けていた彼女の背筋に走ったのは、悪寒などという「生ぬるい」ものではない。
本能が、ただ一つの言葉を警鐘を打ち鳴らす如くに繰り返す。
彼女の思考一切すべてがそれだけに傾き、他の思考を叩き出して。
以下略
16
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◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]
2012/05/29(火) 01:17:09.00 ID:MraeMU1Uo
完全に閉め切られた空間に、淫魔と、魔物が取り残される。
罠にかかった鳥のように、彼女は何度も逃れようと手足をばたつかせる。
しかし、それは足掻きにもならない。
小さく力の弱い彼女では、からみ付く無数の触手から逃れる事などできない。
以下略
17
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◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]
2012/05/29(火) 01:17:42.77 ID:MraeMU1Uo
しかしここは、人界ではない。
ローパーが繁殖に用いる事ができるような種族は存在しない。
多岐にわたる淫魔をはじめとした魔族、アラクネ、ラミアといった女性型の魔物。
どちらも、ローパーに後れをとる代物ではない。
強いて挙げれば総じて臆病な性質の「ハーピー」が当てはまるが、空を飛べる事を考えると、捕まえる事は不可能。
以下略
18
:
◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]
2012/05/29(火) 01:18:16.52 ID:MraeMU1Uo
ぼしゅ、という空気の抜けたような音とともに、呆気なく炎は消えた。
触手たちは、何事も無かったかのように活動を再開した。
より正確に言えば、炎にまとわりつかれていても、活動は止めなかった。
ひたすら、準備段階のように彼女の全身に粘液のドレスをまとわせていく。
以下略
19
:
◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]
2012/05/29(火) 01:18:44.31 ID:MraeMU1Uo
十本近い微細な触手が、一斉に乳首へと絡み付き、締め上げる。
「痛み」に限りなく近く、「痛み」には絶妙に到達しない快感。
波打つように触手たちが蠢き、絶妙に、硬く尖りつつある乳首を快楽で取り囲む。
一本が緩めば、一本が堅く締め上げ。
緩んだ一本は、乳首の頂点をこすり、別のアプローチをもって責めを続ける。
以下略
20
:
◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]
2012/05/29(火) 01:19:33.83 ID:MraeMU1Uo
あっけなく、彼女が上半身にまとっていた一枚きりの衣は細切れとなった。
女王よりやや薄い褐色の肌に映える、薄く桃色に色づいた乳首が露わになる。
乳輪は小さく、乳首はぷりぷりと尖り、呼吸に合わせて震えていた。
たっぷりとまとわされた粘液が蝋燭の光をてらてらと反射し、艶めかしくきらめく。
以下略
21
:
◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]
2012/05/29(火) 01:20:11.23 ID:MraeMU1Uo
二振りの三叉の触手が、包み込むように、薄い胸にそれぞれ向かう。
ゆっくりと触れ合った部分からは、じんわりとした暖かさが広がる。
人肌より少し暖かいぐらいの開いた触手がぴったりと張り付くと、彼女の乳首と乳輪は、たやすく隠れてしまった。
内部に敷き詰められた肉の粒が、小刻みに蠕動し始めた。
以下略
22
:
◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]
2012/05/29(火) 01:20:41.52 ID:MraeMU1Uo
三叉の触手によって全身を嘗められている間に、四本の触手がウエストに伸びた。
こちらは何の変哲もなく、大人の指を四本束ねた程度の太さを持つ、標準的なものだ。
強いて差違があるとすれば、先端に吸盤のようなものがいくつかついている程度。
その四本の触手は、ゆっくり、ウエストから侵入し。
以下略
23
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◆1UOAiS.xYWtC
[sagesaga]
2012/05/29(火) 01:21:17.87 ID:MraeMU1Uo
下半身をもくまなく嘗め尽くした三叉の触手は、再び、胸へと戻る。
乳首を中心にぴったりと張り付き、胸全体をもぐもぐと味わうように蠢いて。
その中で、内側の「つぼみ」が開く。
彼女には見えないが、その内側にあるものは、醜悪な器官だった。
以下略
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