過去ログ - まこと王子ふんとうき(笑)
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4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2012/11/18(日) 22:47:01.79 ID:FygFt39p0
「みんなボクが女の子だってこと忘れてないかな……」 


「だ、大丈夫ですよー。落ち込まないでくださいー」

 ボクだって女の子らしくヒロインになって恋に落ちてみたいよ……
以下略



5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2012/11/18(日) 22:50:02.68 ID:FygFt39p0
ブロロロロロロ

 不意にエンジンが掛かり、ワゴンが小刻みに揺れ出す。
 運転手がバックミラー越しに真とやよいに視線を投げかけながら「出発しますよー」呼び掛けた。

以下略



6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2012/11/18(日) 22:51:24.16 ID:FygFt39p0
「どっ、どうしたんですかぁ!?」

 同じく目を覚ましたやよいが隣で素っ頓狂な声をあげた。
 相変わらずハンドルは安定せずゆらゆらと車体が揺れる。真が運転手を見ると、その顔は青ざめており、目に見えて強ばっていた。

以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2012/11/18(日) 22:57:56.92 ID:FygFt39p0


 トラックの光に視界を飲まれて、真は来たるべき最期の衝撃を待った。
 しかしトラックによる衝撃は一向に襲ってこない。 
その代わりに目の前を覆っていた光が段々と弱まり、視界が明瞭になっていった。

以下略



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2012/11/18(日) 22:59:29.39 ID:FygFt39p0
とりあえずここまで
投下は不定期になるのでご了承下さい

ではまた


9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/11/18(日) 23:00:08.70 ID:p4vY3ulE0

ガンツは鬼編まで好きだった


10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2012/11/20(火) 02:55:03.10 ID:5RXrfIEi0
投下します



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2012/11/20(火) 02:57:38.02 ID:5RXrfIEi0
 一応、やよいも自分と同じく戸惑っていることを確認してから真は記憶を辿り始めた。

(おかしいな、ボク達は確かに撮影帰りのワゴン車の中にいて……。疲れたボクとやよいは車内で寝てたんだ。そしたら運転手さんがいきなりハンドルを切ったから飛び起きて……)

 フロントガラスから見えたのは強烈な光。咄嗟に突進してくるトラックのヘッドライトと判断して、死を覚悟した。
以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2012/11/20(火) 03:00:25.80 ID:5RXrfIEi0
 えっ、と真は驚き、とっさに男に聞き返す。

「あなたもですか?」

「はい……僕は、勤めている会社の非常階段を踏み外したんですが、気付いたらここに。キミ達は?」
以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2012/11/20(火) 03:03:01.62 ID:5RXrfIEi0
「……っていうか、もしかして菊地真クンに高槻やよい、ちゃん?」

(あ、バレた)

 瞬間、そう思った真の隣で男が「えぇっ?」と素っ頓狂な声をあげた。
以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2012/11/20(火) 03:06:07.73 ID:5RXrfIEi0
「やってみればって……」

 ―――やってみれば
 それがどういう意味で言われたのか分かりかねるも、
 とりあえず真は怪訝そうな顔をしながらも窓ガラスに近寄り、留め具に手をかけた。
以下略



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