過去ログ - 袋持ち「それでは行くとしますか」読書家「はいはい」
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2013/03/04(月) 11:40:26.50 ID:Yqy2w9EF0
読書家「それはそうでしょう、この世界で遥か昔に起きた魔物と人間の戦争に神は現れなかった。
神に祈ろうと何だろうと、死ぬものは死ぬ。それが心理ですから」
袋持ち「皆はそう言う。だけど私は神に忠誠を誓っている。
私はそうやって生きてきたからな」
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2013/03/04(月) 11:48:16.20 ID:Yqy2w9EF0
読書家「なるほど、一種の線弾きはでできているってことですか。
じゃあ例え話だけど、もしも神が自身の望まない展開をあんたに提供したとするなら、それをどう考える?」
袋持ち「それは試練というものだろう。
そもそも、どんな人間にも試練は訪れよう。私は私に降りかかる試練を神が与えたものだと解釈する」
以下略
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2013/03/04(月) 11:57:08.05 ID:Yqy2w9EF0
読書家「そうですか、神への情熱とかはいまいちわからないが、それなりに有意義な時間にはなったかね。
まぁ、本一冊分っていうよりも、あらすじって感じだけど」
袋持ち「確かに、あれほど大きな声で言っといてなんだが、結構短く纏まったな。
今日という日、あんたに私の情熱を話すことが運命であったとするなら、これも神の思し召しだな」
以下略
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2013/03/04(月) 12:11:22.49 ID:Yqy2w9EF0
読書家「ああ、そこの角だ。あいにく私は一人暮らしだからな。
服は無いので、そこに置いてある布で肌を覆ってくれ」
袋持ち「寝床はどこだ。
まさか、そこの寝台で二人で寝るのか?」
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2013/03/04(月) 12:20:32.87 ID:Yqy2w9EF0
袋持ち「ふぃ〜、ごちそうさまだぞ。
喰ったら眠くなるな」
読書家「そうだな、もうそろそろ眠る時間かな。
地下の寝室に案内しましょう」
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2013/03/04(月) 12:31:07.70 ID:Yqy2w9EF0
袋持ち「そこまでして魔物が主人公の本が読みたいのか?
あんたは魔物至上主義者なのか?」
読書家「違いますよ。
だったら魔物の娘を一人、私専用の奉仕奴隷として雇っているでしょうね。
以下略
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2013/03/04(月) 13:14:16.07 ID:Yqy2w9EF0
―0日前―
〜地下水路〜
袋持ち「それで、ここから管理局に抜けるにはどこを通るんだ?」
読書家「この先に十字路があるので、そこを右に曲がってひたすらまっすぐに行くと管理局の貯水池に出られます」
以下略
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2013/03/04(月) 13:26:00.99 ID:Yqy2w9EF0
読書家「良くわかりませんね」
袋持ち「簡単な話、豚肉が明りだとすると、その裏の闇は何だと思う?」
読書家「豚肉が明りだとするとですか?
そうですね、殺された豚でしょうか?」
以下略
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2013/03/04(月) 13:38:03.32 ID:Yqy2w9EF0
袋持ち「お前の秘蔵本の数なんて屁にもならないような数の本だったな。びっくりしたぞ」
読書家「私に教えてくれればいいのに、何なら毎日でも通うっていうのにね」
袋持ち「書記は思った以上に魔物が主人公になっている本が好きだということだ。
魔物至上主義者っていうわけではないだろうが、取り扱っている本に比べたら雲泥の差だな」
以下略
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2013/03/04(月) 13:48:17.94 ID:Yqy2w9EF0
袋持ち「そう言うな。あんたの家の秘密基地が偉く良かったからな、そういう仕掛けないかなと探っていたら見つけてしまったのだ。
ご丁寧に本棚と本棚の隙間に隠しおって、中々に面白い冒険だったぞ」
読書家「ホント、あんたが来てから碌なことがない。
これもあんたが言うところの神の試練ってやつですか?」
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2013/03/04(月) 13:56:21.43 ID:Yqy2w9EF0
読書家「私もごめんですけどね。
でもとりあえずは、書記の元に行くことを最優先にしましょう。
そろそろ十字路ですね」
袋持ち「この時間は誰も見まわってないんだろうね?
以下略
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