過去ログ - モバP「天才発明家・池袋晶葉は揺らがない」
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19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/03/22(金) 12:29:09.13 ID:2VWMQUCT0

建物の中は非常に天井が高く、ドーム状のガラス張りだった。
夜はここで作られた望遠鏡を用いて天体観測も行うことができるそうだ。
1つ1つの精密機器がショーケースに入れられていたり、実際に触れることができたり。

以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/03/22(金) 12:29:50.69 ID:2VWMQUCT0

あり得ない。
小学1年生、だぞ?
俺が小学1年生の頃は何をしていた?

以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/03/22(金) 12:30:25.45 ID:2VWMQUCT0

足を伸ばすと、老若男女を問わず、みなが開発に取り組んでいた。
開発というと複雑そうだが、説明書や係員の指示にしたがって組み立てている。
なかなか精巧なものが出来るらしく、作ることの出来る選択肢も多いらしい。

以下略



22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/03/22(金) 12:30:53.16 ID:2VWMQUCT0

「とりあえず、座って話そう…よし、君は発明やらに興味があるのか」

『ああ、よく身近ですごいロボットを作る娘が居て、それで』

以下略



23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/03/22(金) 12:31:25.89 ID:2VWMQUCT0

「分かっているじゃないか!しかも、私のこだわりまで理解しているとは!」

…どうやら、これも正解だった、らしい…よかった。

以下略



24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/03/22(金) 12:32:05.84 ID:2VWMQUCT0

時計を見る。10時28分。確実に時間は進んでいる。
時の流れだけは何者にも止めることは出来なかった。

「こら、君…私の話を聞いているのか」
以下略



25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/03/22(金) 12:32:36.86 ID:2VWMQUCT0

ふう。溜息をつく。けれど、そこに悩みはなかった。
ああ、そこまで言われたら、やるしかないじゃないか。
そうだ。俺は晶葉の助手なんだから。期待に応えたい。

以下略



26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/03/22(金) 12:33:02.82 ID:2VWMQUCT0

そこからは上手く会話が続いた。どちらかと言うと、俺も会話を楽しんでいた。

科学技術関係の話がメインで、俺にも分かる話だった。
ただ少しだけ、俺の方が当時の晶葉より知識があったためだろうか。
以下略



27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/03/22(金) 12:33:32.30 ID:2VWMQUCT0

『…俺が』

『俺が、居るから』
『だから…もう晶葉は孤独なんかじゃない、そうだろ?』
以下略



28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/03/22(金) 12:34:01.54 ID:2VWMQUCT0

「…そろそろ、昼を過ぎたか」
「ああ、君は昼食はどうするつもりだ」

『…どうしよう』
以下略



29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/03/22(金) 12:34:27.66 ID:2VWMQUCT0

「さて、席はこの辺りでいいだろう…君も食べろ」

俺も晶葉の対面に腰を下ろす。
プラスティック製の白い椅子だが、なかなかすわり心地がいい。
以下略



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