過去ログ - 商人?いいえ何でも屋です。
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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/24(水) 23:43:21.84 ID:eteWpiy10
注意
オリジナル パクリ多し 遅筆 地の文 etc




ミャア....ミャア....

ウミネコが今日ものんきに泣き声を上げながら空を行く。
いや、行くという表現は適切ではないかも知れない。彼らは何代も前からここに住みそして死んでいったのだから。

「いい風だ。そろそろ来るかね……」

岬を一望できるこの高台はこの辺りの海が一望できる。
この辺りは決して海上交通量が多いわけではない。首都からの定期便は1ヶ月に2本しか来ないし、何より陸路を行くほうが楽なのだ。
ここへ船で来ようというものは大方が大規模な荷物を抱えた大型の貨物船か
もしくは対岸の―といっても距離はかなりある―小さな村からの客ぐらいだろう。
定期便は昨日出たところだ。あと2週間はこない。

海上には普段は漁師の船がまばらにいる程度だが、水平線からのっそりと小さな点がこちらに向かってくるのがわかる。
定期船を除けばこの近辺に就航している最大の船。
エルヴィン・マストラ号。対岸との渡し船だ。
特徴的なマストは水平線から見ただけでも男に待ち人が来たことを知らせた。




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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/24(水) 23:43:43.38 ID:eteWpiy10

一方エルヴィン・マストラ甲板上では

「旦那、岸がみえてきやした後三時間もすればサントヘルマンですぜ」
「あぁ、わかった。」
以下略



3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/24(水) 23:46:11.68 ID:eteWpiy10

――港

「よぉ、予定通りだな。まぁここらじゃよほどのことがない限りは遅れるなんてことはねぇが」
「まぁな、ちょっと予定外のことは起きたが時間には間に合わせた。」
以下略



4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/24(水) 23:48:01.02 ID:eteWpiy10

カランカランとドアを開けると宿屋の店主が元気に声をかけてくる。

「らっしゃい、三人かい?」

以下略



5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/25(木) 00:16:47.47 ID:a3eVO7OC0
―五日前 ポートスミス 

「さて、明日には帰れるな。ずいぶんと時間を食ってしまったが目的のものは手に入れたし予定の船には間に合う」
「予定より多くはなったが、結果は変わらんしな」
「モノが入れば後は次の依頼主からの依頼も受けねばならんし……」
以下略



6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/25(木) 00:18:02.16 ID:a3eVO7OC0
呼んでいただければ幸い 一発目はこんなところで


7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/04/25(木) 06:57:04.33 ID:lQ5KOt36o
よし、いい感じだ


8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/04/25(木) 08:55:58.13 ID:nfmxtEm70
ほう、これは面白そう

作者はフィルタを解除するためにメール欄に「saga」入れておくといい
入れないと特定の単語が別の単語に変換されしままうぞ


9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/29(月) 23:51:48.64 ID:qPBtZlOQ0



「お、すっかり晴れたな」
宿屋の店主が空を見上げながら伸びをする。昨日一日中吹き荒れた嵐は見る影もなく、雲ひとつない空が広がっている。
以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/29(月) 23:52:54.19 ID:qPBtZlOQ0




「本当に置いてきてよかったのか?ルイ?」
以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/29(月) 23:56:19.13 ID:qPBtZlOQ0
「さてそろそろ休憩にしようか」
「ごまかすんじゃねぇよ」


すでにルイテルは背負った荷物を降ろし、休憩の体制をとっている。
以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/30(火) 00:00:42.95 ID:nX4QHzkE0

「あ、いたー!」

馬上にいたのはアリアンノだった。どうやら彼らを追いかけてきたらしい

以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/30(火) 00:02:36.65 ID:nX4QHzkE0
思いっきり一件誤爆しましたが今回ココまで…… 誤爆先のスレの方申し訳ない


14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/04/30(火) 08:50:39.46 ID:+XwPE+vV0
おつ
中々良い雰囲気、完結ガンバレ


15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/01(水) 23:20:34.43 ID:rpW5S4RD0
セルヤへの道中にある峠道は深く生い茂った森が日の光をさえぎり薄暗い
だが、道はなだらかで広く取られている。街道の一部分には時折日が差す箇所もあり
ぬれた敷石がきらきらと光を放っている。

「なるほど、整備はされてるようだな。王が変わって随分と治世が行き届くようになったらしい」
以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/01(水) 23:23:09.48 ID:rpW5S4RD0
「あれ?装甲亀じゃないですか、まだこの辺にもいたんですね」

二人の間から顔を出したアリアンノをモンドが制する

「ちょっと、別に装甲亀はそんなに危ない生き物じゃないですよ?」
以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/01(水) 23:24:10.67 ID:rpW5S4RD0
解説をよそに首をすぼめた刺甲亀にルイテルは対峙したまま動かない
その棘は鋭く、一般的なやりの数倍の硬さを誇る

「おいおい、随分と間を取るじゃねぇか手伝ってやろうか?」

以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/01(水) 23:24:37.16 ID:rpW5S4RD0

ルイテルはソレを確認し甲羅に近寄ると鉈で棘を一本一本薙ぎ始めた

「ちょ、何を?」

以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/01(水) 23:27:48.74 ID:rpW5S4RD0
今回これまで、語彙力の無さに絶望

>>7 >>14ありがとうございます、あんまり更新の量・質そろいませんがお付き合いいただければ幸いです


20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/05/01(水) 23:54:04.71 ID:+ye1eSeEo
地の文ありで固有名詞ありとか俺得




21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/05/02(木) 00:01:19.12 ID:8KO7uT+Qo
乙。頑張ってくれ。楽しみなんだ


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