過去ログ - さやか「あたしが僕で僕があたしで」
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141:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/13(月) 20:59:51.00 ID:9u61GnnE0
恭介「んー、早い方がいいと思うんだけどなあ」
さやか「……ごめん、僕もそろそろ帰るよ」
恭介「え?」
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2013/05/13(月) 21:14:12.68 ID:9u61GnnE0
*上条恭介*
静かな道を、僕はひたすら俯きながら歩いていた。
実際にはもっと騒がしかったと思うけど、周りの音はほとんど入ってこなかった。
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2013/05/13(月) 21:24:20.58 ID:9u61GnnE0
仁美「どうしてここに来たか……本当は内緒にしようと思ってたんですけど」
確かに、志筑さんはさっき嘘を吐いた。
僕達、鹿目さんとさやかに知られたくないことがあったのだろう。
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2013/05/13(月) 21:35:21.76 ID:9u61GnnE0
仁美「いいえまどかさん。今日会ったということは、きっと今日言うべきという運命なんですわ」
まどか「駄目だって……今は駄目なんだよ……」
さやか「何よまどか、あたしが誰かに言いふらすとでも思ってんの?そんなことしないよ」
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2013/05/13(月) 21:48:34.93 ID:B/nx1OtZo
ワカメのワカメ酒ゴクゴク
あまーーーーーーーーーーい!!!
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2013/05/13(月) 21:49:10.07 ID:9u61GnnE0
仁美「でも、ここでさやかさんに会ってしまったということは、抜け駆けはするなということなのでしょう。
だからは私は正直に自分の気持ちを話すことにしました」
さやか「そう、だったんだ……あは、あはははは」
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2013/05/13(月) 22:01:22.31 ID:9u61GnnE0
仁美「今日来たのは自分の気持ちを固める覚悟をするため。いつかさやかさんにも言うつもりでしたが、こんなに早くなるとは思いませんでした
私は、上条君に告白しようと思います。さやかさんがどう思っているかは、これでも友人として分かっているつもりです
上条君のことを見つめていた時間は、私よりさやかさんの方が上ですわ。だから、抜け駆けも横どりをするようなこともしたくありませんの」
抜け駆け?
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2013/05/13(月) 22:11:44.36 ID:9u61GnnE0
仁美「気持ちだけで十分ですわ。それでは今日は、残念ながらタイミングが悪かったということで、帰らせて頂きます
まどかさん、さやかさん、また学校で」
そう言い残し、志筑さんは病院を去っていった。
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2013/05/13(月) 22:20:27.27 ID:9u61GnnE0
まどか「私、さやかちゃんに――」
さやか「大丈夫、僕が言ってくるよ」
返事を聞く前に僕は立ち上がって、自分がいる病室へと歩いていった。
150:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/13(月) 22:34:00.20 ID:9u61GnnE0
土曜日ということもあり、さやかの両親は早々に帰宅していた。
少し早めの食事を一緒に摂りながらも、ずっとさやかのことを考えていた。
当然箸は進まない。
151:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/13(月) 22:39:52.68 ID:9u61GnnE0
白い肌。
肉の付き過ぎていない腰。
膨らんできた胸。
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