過去ログ - ムラサメ研究所を脱走してきたニュータイプ幼女たちが…
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297: ◆EhtsT9zeko[saga]
2013/07/06(土) 19:36:14.30 ID:VXHUrXhO0

ばんわ!

続き投下していきます!


298: ◆EhtsT9zeko[saga]
2013/07/06(土) 19:37:05.53 ID:VXHUrXhO0

 俺は、手の中の無線モジュールを握りしめた。

 こんな状況だってのに、いや、実際ビビってしょうがないってのに、胸の内が震えているのを感じていた。

以下略



299: ◆EhtsT9zeko[saga]
2013/07/06(土) 19:38:10.65 ID:VXHUrXhO0

 俺は廊下を走り、目的の部屋の前にたどり着いた。そこには静脈認証用のパネルの付いた、殺風景な扉が一枚あるだけだった。

ここに来るまでに通りすぎた他の部屋もそうだったので、悪い予感はしていたが案の定だった。

以下略



300: ◆EhtsT9zeko[saga]
2013/07/06(土) 19:42:26.22 ID:VXHUrXhO0

 幸い兵士は確信が持てないのか銃を構えたまま固まっている。仕掛けるなら今しかない…!

俺はそう思って、一旦、認証装置のシステムを閉じ、研究所内の管理システムをチェックする。

以下略



301: ◆EhtsT9zeko[saga]
2013/07/06(土) 19:43:27.90 ID:VXHUrXhO0

…よし、排除は出来たが…問題はこのパネルだ…アヤさんもハンナも、もう目的の場所に着いているかもしれない…

猶予は、ない。何か、方法は…?

以下略



302: ◆EhtsT9zeko[saga]
2013/07/06(土) 19:44:20.02 ID:VXHUrXhO0

 手りゅう弾を投げるよりも早く、アタシは、自分たちが撃ちぬかれるイメージを、見た。

あぁ、ダメかって、思ったら、その時には、手りゅう弾の撃鉄バーを握ったまんま、レナと抱き合っていた。

以下略



303: ◆EhtsT9zeko[saga]
2013/07/06(土) 19:45:06.53 ID:VXHUrXhO0

 レベッカ…あんたが、そうなんだな。アタシとレナの…ロビンの…もう一人の、家族なんだな…!

急に、胸にキリキリした想いがこみ上がってきて、涙がこぼれた。

以下略



304: ◆EhtsT9zeko[saga]
2013/07/06(土) 19:46:31.76 ID:VXHUrXhO0

「マーク!良かった、無事なんだな?そっちの状況はどうだ!?」

<こっちは、隠れっぱなしです。ちょっとヤバい状況でしたがなんとかやり過ごして、

以下略



305: ◆EhtsT9zeko[saga]
2013/07/06(土) 19:48:25.24 ID:VXHUrXhO0
<マークです、地下5階に到着>

「了解!ダリル!ルートはどうなってる!?」

<…よし、地下4階まであがれ。そこに、研究資材搬入用の出入り口と機材昇降用のエレベータの乗り口がある。
以下略



306: ◆EhtsT9zeko[saga]
2013/07/06(土) 19:48:58.67 ID:VXHUrXhO0

 地上に近づくにつれ、轟音と震動が伝わってき始める。マライアのやつ、まだ暴れてるのか…ホントにすごいやつだ。

アタシは無線のチャンネルを切り替えた。

以下略



307: ◆EhtsT9zeko[saga]
2013/07/06(土) 19:49:49.40 ID:VXHUrXhO0

「マライアか!?装甲車で脱出した!援護しやがれ!」

隊長が怒鳴った。

以下略



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