過去ログ - ムラサメ研究所を脱走してきたニュータイプ幼女たちが…
1- 20
3:キャタピラさん ◆EhtsT9zeko[saga]
2013/06/14(金) 23:13:33.86 ID:JGBQ+Wk30

 エウーゴとカラバの共同作戦によって、ジャブローから連邦軍本部の移籍先となったキリマンジャロ基地が壊滅してから早3日。

速報では、エウーゴが核兵器を使用したと言われていたが…

以下略



4: ◆EhtsT9zeko[saga]
2013/06/14(金) 23:14:13.48 ID:JGBQ+Wk30

「先日の情報分析のデータに目を通した。なかなか示唆に富んだ内容であったな」

分析、と言うのは…基地周辺の反連邦組織の活動報告をまとめて、傾向を示した程度のものだ。

以下略



5: ◆EhtsT9zeko[saga]
2013/06/14(金) 23:14:57.46 ID:JGBQ+Wk30

 いつのまにか、ザーザーと雨が降り出している。

基地の外周に立つ監視塔からのサーチライトが、門のすぐ前に止っているトラックに向けられていた。

以下略



6: ◆EhtsT9zeko[saga]
2013/06/14(金) 23:15:34.52 ID:JGBQ+Wk30

 俺は、そのまま、執務室で時間をつぶす。ほどなくして、ドアをノックする音が聞こえた。

「開いている」

以下略



7: ◆EhtsT9zeko[saga]
2013/06/14(金) 23:16:27.68 ID:JGBQ+Wk30


 俺は、持って来たタオルを彼らに投げてやった。それを受け取った女性が、マジマジとこちらを見つめてくる。

「寒いだろう。とりあえず、それで体を拭け」
以下略



8: ◆EhtsT9zeko[saga]
2013/06/14(金) 23:17:16.16 ID:JGBQ+Wk30

 マグをトレイに戻し、そのままハンナをじっと見つめている。

 警戒心の強い子だな。それに、子ども達を守ろうと必死だ。一気に飲み干して、体に異変がないか、確認しているんだろう。

以下略



9: ◆EhtsT9zeko[saga]
2013/06/14(金) 23:17:50.19 ID:JGBQ+Wk30


 「ねえ、マーク」

執務室に入るなり、ハンナは俺に詰め寄ってきた。言いたいことは、分かる。
以下略



10: ◆EhtsT9zeko[saga]
2013/06/14(金) 23:18:31.23 ID:JGBQ+Wk30


 不意に、部屋の電話が鳴った。ハンナも俺もハッとする。人差し指を立ててハンナ静かにするよう伝えてから受話器を上げた。

「こちら情報管理室」
以下略



11: ◆EhtsT9zeko[saga]
2013/06/14(金) 23:19:28.28 ID:JGBQ+Wk30

―――なんだ…?


いや、これは耳鳴りか?
以下略



12: ◆EhtsT9zeko[saga]
2013/06/14(金) 23:20:09.09 ID:JGBQ+Wk30


「ハンナ、お前何を…」

子どもの一人が俺に向かって突進してくる。
以下略



837Res/1090.45 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice