過去ログ - ムラサメ研究所を脱走してきたニュータイプ幼女たちが…
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547: ◆EhtsT9zeko[saga]
2013/08/13(火) 20:07:36.71 ID:VbWE6aCM0

 いつの時代も、科学は戦争に利用される。悲しいことだが、かと言って、研究をやめるわけにはいかなかった。

暴走した科学を抑えるのもまた、科学の役目。

以下略



548: ◆EhtsT9zeko[saga]
2013/08/13(火) 20:08:22.35 ID:VbWE6aCM0

 その晩、レオナが眠ってから、ユリウスが私を呼び止めた。

その表情は、これまでとは一転してなにやらくぐもっている。

以下略



549: ◆EhtsT9zeko[saga]
2013/08/13(火) 20:08:48.34 ID:VbWE6aCM0

 なんだか、ショックというよりも、呆然としてしまった。ユリウスと三人で暮らすようになって、2年。

毎日、楽しかった。それが、来年からなくなってしまうなんて、想像が出来ない。

以下略



550: ◆EhtsT9zeko[saga]
2013/08/13(火) 20:10:24.53 ID:VbWE6aCM0

UC0075.11.13

 あぁ、いよいよ来てしまった。今日は、執行部会から支持のあった日。

以下略



551: ◆EhtsT9zeko[saga]
2013/08/13(火) 20:10:56.24 ID:VbWE6aCM0
 あぁ、行ってしまった…レオナ…私は、ユリウスが出て行くまで我慢して、ドアが閉まってから膝から崩れ落ちた。


 あんなに楽しかったのに…レオナ、いなくなっちゃった。研究のために、引き離されちゃった…

以下略



552: ◆EhtsT9zeko[saga]
2013/08/13(火) 20:11:24.85 ID:VbWE6aCM0
…待った。どういうこと?その、執行部会特別編成の研究班に、私は入れないってこと?

それも、栄転名目で、研究企画室、だなんて…。あんなところ、研究員のいる場所じゃない。

あそこは方々の研究室から上がってくる書類にサインするだけのただの事務職。
以下略



553: ◆EhtsT9zeko[saga]
2013/08/13(火) 20:12:22.03 ID:VbWE6aCM0



 水音と、カチャカチャと言う食器のぶつかる音が聞こえて、私は目を覚ました。

以下略



554: ◆EhtsT9zeko[saga]
2013/08/13(火) 20:12:58.69 ID:VbWE6aCM0

 あまりの勢いで、正直、ショックとかそう言うのではなく、単純に驚いた。

「…な、なによ」

以下略



555: ◆EhtsT9zeko[saga]
2013/08/13(火) 20:13:35.34 ID:VbWE6aCM0

上層部は、感応能力と私のサイコミュを、軍事転用するつもりなんだ。感応能力とサイコミュを戦場で利用すれば…

理論的には宇宙空間で、無人の砲台そのものをコントロールして戦うことすら可能なはずだ。

以下略



556: ◆EhtsT9zeko[saga]
2013/08/13(火) 20:14:11.88 ID:VbWE6aCM0

「止めないと…」

「どうやって!?」

以下略



557: ◆EhtsT9zeko[saga]
2013/08/13(火) 20:14:45.57 ID:VbWE6aCM0

つづく。


 


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