過去ログ - ゲームは一日一時間
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31: ◆tSiWM5GIyDZg[saga]
2013/07/14(日) 18:30:49.10 ID:EnRHzSex0

「はい」

たった二文字の無機質なメールは、さらに不安を助長させていた。
これ以上探ろうとしても、僕は、何の答えも得られない気がした。
以下略



32: ◆tSiWM5GIyDZg[saga]
2013/07/14(日) 18:31:15.93 ID:EnRHzSex0

あなたは 幸せ です。




33: ◆tSiWM5GIyDZg[saga]
2013/07/14(日) 18:31:48.00 ID:EnRHzSex0

「お前、人の話聞いてんのか。前出て、この問題解け。お前だよ」

空に瞬く星を眺めていたら、僕は副担任の授業で当てられてしまった。
数学だ。僕はあまり、数学が得意とは言えないので、困ってしまった。
以下略



34: ◆tSiWM5GIyDZg[saga]
2013/07/14(日) 18:32:21.99 ID:EnRHzSex0

教科書を出すのを忘れて、再び星に目を落としたところ、立たされた。

しかし、仕方がない。一瞬でも約束を破ってしまったのはいけない。
僕が反省しているのを確認すると「座っていいぞ」と言われ座った。
以下略



35: ◆tSiWM5GIyDZg[saga]
2013/07/14(日) 18:32:49.88 ID:EnRHzSex0

「あなたは、嘘をついたこと、あるかしら?」

「あるよ。もちろん。胸張って言えないけど」

以下略



36: ◆tSiWM5GIyDZg[saga]
2013/07/14(日) 18:33:24.16 ID:EnRHzSex0

職員室で、新規の部活を作りたいと話したが、却下された。

理由は単純だ。まずは部員がいないこと。五人はいるらしい。
そして顧問の先生もいないことだ。どちらも、難題であった。
以下略



37: ◆tSiWM5GIyDZg[saga]
2013/07/14(日) 18:33:56.92 ID:EnRHzSex0

そんなわけで、彼女は終礼後にそそくさと帰ってしまった。

僕は五時間目。五日目の体育で疲れ果てて、空腹で死にそうだった。
放課後なり、僕は、すぐに食堂へ向かい、パンをいくつか購入した。
以下略



38: ◆tSiWM5GIyDZg[saga]
2013/07/14(日) 18:34:42.71 ID:EnRHzSex0

「お前は」には、恐らく立たせた生徒であるから、という意味があるのだろう。

不名誉ながら、美人の記憶に残れただけに、よしとしようと思った。
先生はさり気なくたばこを取り出したので、慌てて僕は止めていた。
以下略



39: ◆tSiWM5GIyDZg[saga]
2013/07/14(日) 18:35:14.75 ID:EnRHzSex0

先生の隣を歩くと、想定通りに、羨望の視線が僕に刺さっていた。

態度であったり、言葉が悪くとも、外見は素晴らしいものがあるからだ。
「お前何やったんだよ」「非行にでも走ったか」と校内で言われていた。
以下略



40: ◆tSiWM5GIyDZg[saga]
2013/07/14(日) 18:35:40.79 ID:EnRHzSex0

「で。何にする。高いもん頼むなよ。教師を敬ってるならな」

「なら、とりあえずシンプルに、ハンバーグセットにするよ」

以下略



41: ◆tSiWM5GIyDZg[saga]
2013/07/14(日) 18:36:08.46 ID:EnRHzSex0

「遅くに申し訳ありません。彼の副担任をしている者ですが」

先生の口から、ここまで丁寧な言葉が飛び出したことに、恐怖していた。
あまりにも失礼だが、ギャップがありすぎる。先ほどの先生は、何処へ。
以下略



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