過去ログ - 白菊ほたる「手を取り合って」
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2013/08/04(日) 18:22:31.22 ID:J9Yav5ZU0
白菊ほたる「手を取り合って」

アイドルマスター シンデレラガールズのSSです。本編設定を一部改変してあります。
註 過去に千早スレへ投下した短編作品の再構成となります
                   一部引用 改変 ALIVE NBGI
                           高機動幻想ガンパレード・マーチ アルファ・システム
                           踊り明かそう フレデリック・ロウ&アンドレ・プレヴィン
                      外伝原案 妖精跳ぶ 蝋の館



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2013/08/04(日) 18:22:54.04 ID:J9Yav5ZU0


―――思い出が折り重なってく……

   独りで寂しかったときにも あなたはいつも微笑みをくれた―――
以下略



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2013/08/04(日) 18:23:21.90 ID:J9Yav5ZU0


 長く狭いトンネルを独り歩く。

コツ コツ コツ
以下略



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2013/08/04(日) 18:23:57.29 ID:J9Yav5ZU0


―――母のぬくもり 憶えている?―――


以下略



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2013/08/04(日) 18:24:35.22 ID:J9Yav5ZU0


―――どんな夢も願っていれば いつかは叶うよ―――


以下略



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2013/08/04(日) 18:25:19.37 ID:J9Yav5ZU0
 気が付けば、私はグループから離れ独り時計台の前に立ち尽くしていました。
幸い今は自由時間ですし、はぐれてしまっていても時間内にバスへ戻れば大丈夫でしょう。

ハァ

以下略



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2013/08/04(日) 18:26:01.41 ID:J9Yav5ZU0
 ドン
 ガシャン


 足を踏み出した私は、再び誰かにぶつかってしまいました。
以下略



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2013/08/04(日) 18:26:37.22 ID:J9Yav5ZU0


  「ほたるちゃんには、苦労を掛けるね」

 私をスカウトした色眼鏡の男性は、とんでもない嘘吐きだったのです。
以下略



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2013/08/04(日) 18:27:49.00 ID:J9Yav5ZU0


  「おいで、ほたるちゃん」

 お花屋さんに手を引かれ、東京を巡ります。
以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/04(日) 18:28:40.62 ID:J9Yav5ZU0
礼子「次にプロ太郎君。貴方への条件は三つよ。
   まず一つ目。ほたるちゃんは貴方が担当なさい。貴方が連れて来たのだから。
   うちのスタッフは志乃が連れて来た子しか、面倒を見ないわ。それでも平気?」

 礼子さんは私への興味を失ったようです。隣に控えていたお花屋さんへと足を進めました。
以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/04(日) 18:29:59.98 ID:J9Yav5ZU0


―――怖がるのは恥ずかしくない 最初だから―――


以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/04(日) 18:30:39.45 ID:J9Yav5ZU0
モバP「ほたるちゃん。僕たちはもう少し明るく生きよう。
   明るい人というのは、喋り方や態度じゃないはずだ。
   僕は思うんだよ。明るい人というのは、自分を信頼できる人だって」

 何の根拠もない言葉。この方は御自分の言葉を全く信じておられません。
以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/04(日) 18:31:40.75 ID:J9Yav5ZU0


  『あの……仲良くしたいんですけど……あの……そうもいかないんで。
   和を乱す様な人とは、一緒に居ちゃいけないって……。
   いえ、その、ほたるちゃんじゃなくて――プロ太郎さんですよ』
以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/04(日) 18:32:21.48 ID:J9Yav5ZU0
  灰かぶりは王子様に見初められ 幸せに暮らしましたとさ めでたしめでたし

 違います、私はそんな事を望んではいません。
出会ったばかりで互いの事を何も知らない男女が恋に落ちるというのは、さすがに無理があります。

以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/04(日) 18:33:07.43 ID:J9Yav5ZU0


  『プロ太郎さんの色眼鏡が、本当に嫌いなんです。
   まるで私達の事なんて、目に入っていないかのよう。
   ……多少能力があるからと言って……!』
以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/04(日) 18:33:51.53 ID:J9Yav5ZU0
――――


ほたる「お水をあげて、しっかりお世話すれば……元気になりますか……?」

以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/04(日) 18:35:06.39 ID:J9Yav5ZU0
――――


 事務所への帰り道、お腹のすいた私は買い食いに挑戦しようと思い立ちました。
行き先は事務所の隣にあるお結び専門店――メシヤさんです。
以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/04(日) 18:35:47.89 ID:J9Yav5ZU0


  『腐ったリンゴは、周りのリンゴも腐らせます。
   お互い、腐らないようにしたいですね。
   ……プロ太郎さんのことですよ』
以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/04(日) 18:37:11.81 ID:J9Yav5ZU0
――――

  「ほたるさん……聖水をかけたら蒸発してしまいそうですわね……。
   やはり今一度、お仕事を選ぶようプロ太郎様にお頼みいたしましょうか?」

以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/04(日) 18:37:51.04 ID:J9Yav5ZU0
 海苔をお寿司の水分で馴染ませた方が美味しいとの事なので、私は今少しお茶会に留まります。
随分と良くしていただいていますが、ここまでいたせりつくせりですとくすぐったい気がしてしまいますね。
理由を尋ねるとかつてお友達がアイドルをされていたとの事で、駆け出しアイドルである私を見ると老婆心が湧くとか?
どう見ても店長さんは20歳前後にしか見えませんけれど、それでも老婆ですか。
うーん……外国の方ですし、感性が違うのかもしれませんね。
以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/04(日) 18:39:26.18 ID:J9Yav5ZU0


  『プロ太郎さんの臭い匂いがうつってはいませんか?
   勝利ばかりを追い求めていては、足元から腐り落ちますよ』

以下略



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