2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/04(日) 18:22:54.04 ID:J9Yav5ZU0
◆
―――思い出が折り重なってく……
独りで寂しかったときにも あなたはいつも微笑みをくれた―――
3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/04(日) 18:23:21.90 ID:J9Yav5ZU0
◆
長く狭いトンネルを独り歩く。
コツ コツ コツ
4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/04(日) 18:23:57.29 ID:J9Yav5ZU0
◆
―――母のぬくもり 憶えている?―――
5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/04(日) 18:24:35.22 ID:J9Yav5ZU0
◆
―――どんな夢も願っていれば いつかは叶うよ―――
6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/04(日) 18:25:19.37 ID:J9Yav5ZU0
気が付けば、私はグループから離れ独り時計台の前に立ち尽くしていました。
幸い今は自由時間ですし、はぐれてしまっていても時間内にバスへ戻れば大丈夫でしょう。
ハァ
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/04(日) 18:26:01.41 ID:J9Yav5ZU0
ドン
ガシャン
足を踏み出した私は、再び誰かにぶつかってしまいました。
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/04(日) 18:26:37.22 ID:J9Yav5ZU0
◆
「ほたるちゃんには、苦労を掛けるね」
私をスカウトした色眼鏡の男性は、とんでもない嘘吐きだったのです。
9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/04(日) 18:27:49.00 ID:J9Yav5ZU0
◆
「おいで、ほたるちゃん」
お花屋さんに手を引かれ、東京を巡ります。
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/04(日) 18:28:40.62 ID:J9Yav5ZU0
礼子「次にプロ太郎君。貴方への条件は三つよ。
まず一つ目。ほたるちゃんは貴方が担当なさい。貴方が連れて来たのだから。
うちのスタッフは志乃が連れて来た子しか、面倒を見ないわ。それでも平気?」
礼子さんは私への興味を失ったようです。隣に控えていたお花屋さんへと足を進めました。
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/04(日) 18:29:59.98 ID:J9Yav5ZU0
◆
―――怖がるのは恥ずかしくない 最初だから―――
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/04(日) 18:30:39.45 ID:J9Yav5ZU0
モバP「ほたるちゃん。僕たちはもう少し明るく生きよう。
明るい人というのは、喋り方や態度じゃないはずだ。
僕は思うんだよ。明るい人というのは、自分を信頼できる人だって」
何の根拠もない言葉。この方は御自分の言葉を全く信じておられません。
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