過去ログ - リヴァイ、エレン 「その先にあるもの」
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22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/23(金) 22:30:58.56 ID:LuxEaNHv0
作戦当日。

良く晴れた夜だった、変な言い方だが。
雲一つない、星すら見えない空に大きな満月が輝き、煌々とあたりを照らす中、俺たちは無言で馬を駆った。

以下略



23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/23(金) 22:33:16.81 ID:LuxEaNHv0
エレンは緊張した面持ちでうなずき、目を閉じる。イメージしているのだろう、巨人となってこの瓦礫を退かす光景を。
次の瞬間、エレンは親指の付け根に深く歯を立てた。
血と、一瞬遅れて巨人の体が噴き出す。
例によってすさまじい雄たけびを上げるが、これはどうにもならなかったらしい。
幸い巨人が目を覚ます気配はなかった。
以下略



24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/23(金) 23:16:47.08 ID:LuxEaNHv0
_________________

「カギをよこせ。」

エルヴィン団長からカギ受け取り、リヴァイ兵長が鍵穴を回す。
以下略



25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/23(金) 23:34:47.11 ID:LuxEaNHv0
「空気悪ぃわ埃だらけだわ、気持ち悪い」

リヴァイ兵長がいつものスカーフで口元を覆い悪態をつきながら部屋を物色を始めた。

本棚には医療に関するらしい数冊の本しかなく、どれも巨人についての資料ではなさそうだ。
以下略



26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/23(金) 23:45:34.14 ID:LuxEaNHv0
「10分経過だ。撤収する。」

出ようとしてランタンの明かりが揺れ、今まで影になっていた本棚の隅を照らす。

「あ、ちょっと待って下さい」
以下略



27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/23(金) 23:51:55.57 ID:LuxEaNHv0

「…っ!!!兵長?!」

自分の口から悲鳴ような声が迸った。
予想もしていなかった、考えたことすらない、無敗の人類最強が、血にまみれている。
以下略



28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/23(金) 23:57:09.22 ID:LuxEaNHv0

眠くて間違い。

>>17
>遅くとも2時にはエレンの家跡にたどり着き、
以下略



29:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/05(木) 01:28:07.58 ID:9qyEC/6a0

その獣のような巨人は、いつか見た獣の巨人よりもふたまわりほど小さかった。
どうやら別の個体のようだった。

が、身のこなしも脅威もあの獣に劣らないのは確かだった。
以下略



30:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/05(木) 01:44:51.60 ID:9qyEC/6a0

__________________

・・・・・空気が震えた。
意識はかろうじて保っているにすぎないが、エレンが巨人化したのがわかった。
以下略



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