過去ログ - 削板「一緒に暮らさないか、百合子。」
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◆owZqfINQN1ia
[sage saga]
2013/08/31(土) 11:41:48.01 ID:sX5picqUo
削板「一緒に暮らさないか、百合子。」
このスレは以下のスレの続きとなっております。
削板「久し振りだな、百合子!」
ex14.vip2ch.com
【使用上の注意】
削板と一方通行♀が幼馴染だったら萌えるなーという
>>1
の妄想の産物です。以下の成分に対してアレルギーをお持ちの方は申し訳ありませんがバックプリーズ。
・一方さんが生まれついて百合子たん♀。
・第三次世界大戦終了後から原作とは別のルート入った設定。新訳?何それおいしいの?
・削板はじめ色々とキャラが行方不明。反省はしている、後悔はしていない。
・削百合スレのはずなのに、なぜか
>>1
が土百合を倍プッシュ。
・10032号や御坂など、一方通行と因縁のあるキャラも軒並み一方通行に対して好意的。
SSWiki :
ss.vip2ch.com
2
:
◆owZqfINQN1ia
[sage saga]
2013/08/31(土) 12:06:12.89 ID:sX5picqUo
※このスレの主な登場人物
【一方通行】
本名:鈴科百合子な感じの女の子。面と向かって数分も話せば「こいつ女なのか」って分かるくらいのボーイッシュ加減。遠目では、はいむらーのサイトに掲載されている新約2巻のキャラデザ「一通さんハワイ仕様」がほぼドンピシャ、というくらいのイメージ。近付いて見ると更に若干女性的。
以下略
3
:
◆owZqfINQN1ia
[sage saga]
2013/08/31(土) 12:13:23.29 ID:sX5picqUo
【打ち止め】
一方通行大好きな幼女。削板と並んで一方通行の最大の理解者であるが、(一方通行に対して)ヤンデレな妹に色々と出番取られ気味という説が有力。一方通行が保護者だったり、番外個体が同居人だったりするため、案外お腹の中身は真っ黒けだったりするがミサカはミサカはそんなことはないよって無邪気を装ってみたり。
【番外個体】
以下略
4
:
◆owZqfINQN1ia
[sage saga]
2013/08/31(土) 12:15:13.78 ID:sX5picqUo
今日は取り敢えずスレ立てのみで失礼致します。
次の書き込みはこのスレのざっくりとした予告的な内容の予定です。
5
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2013/08/31(土) 12:58:35.92 ID:xy/S4X6no
立て乙です
6
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2013/08/31(土) 14:11:09.82 ID:F9JNEosT0
スレ立て乙です
スレタイからもう興奮が収まらない
7
:
以下、新鯖からお送りいたします
[sage]
2013/09/02(月) 04:44:34.82 ID:8cFxImwb0
乙
8
:
以下、新鯖からお送りいたします
[sage]
2013/09/02(月) 15:38:35.73 ID:rtUtXpiMo
スレ立て乙
9
:
◆owZqfINQN1ia
[sage saga]
2013/09/03(火) 22:36:43.95 ID:aSNq81Rdo
2スレ目もご愛顧いただきありがとうございます。
では、新スレの導入+予告投下します。
10
:
◆owZqfINQN1ia
[sage saga]
2013/09/03(火) 22:37:11.38 ID:aSNq81Rdo
「あれ、何で神裂がうちにいるんだ?」
上条当麻が補修から自室に帰ると、長い黒髪を頭の後ろで一つに結い上げ、原宿でもそうそうお目にかかれないような奇天烈な服装―ちょっと変えれば普通に見えるようになるだけに、まるっきりコスプレにしか見えない他の魔術師連中より却って違和感が強いと上条は思っている―に身を包み、長い日本刀を携えた女がいた。因みに今は冬休みで、よっぽど成績が悪くたって補修などある筈がないのだが、彼の場合出席日数の足りなさをカバーするために特別に担任に呼び出されていた。
ふと部屋の中を見渡すと、大きなダンボール箱が幾つか無造作に置かれていて、そのうちの一つに同居人のシスターが齧り付いている。食料でも持ってきたのだろう、食べ盛りの高校生だって食べ切るのには苦労しそうな量に見えたが、このシスターなら一昼夜とかからずに空けられるのだろうなと思って、酷く悲しくなった。
以下略
11
:
◆owZqfINQN1ia
[sage saga]
2013/09/03(火) 22:39:33.58 ID:aSNq81Rdo
「この人物に、心当たりはないですか?」
彼女が取り出したのは一枚の写真だった。その写真の質感が何とも言えず古臭くて、きっとデジカメなんていうものは使っていないのだろうな、と思うのよりも先に、そこに映った意外な人物に驚いた。
白い髪に、白いジャケット、白い細身のパンツ。ただ、赤い目だけが、その人物の表面で唯一色がついているところだった。
以下略
12
:
◆owZqfINQN1ia
[sage saga]
2013/09/03(火) 22:40:46.10 ID:aSNq81Rdo
「……、これ、もしかしてロシアで撮られた写真か?」
上条は神裂の持ってきた写真の背景が、どこかで見たことのあるものだということに気付いた。何もないのだ。真っ白で、灰色で、もっと奥まで行っても。こんなグレースケールの濃淡だけで構成されたような場所に、ただひとつ心当たりがあった。
そしてその場所で起きた出来事にも。
以下略
13
:
◆owZqfINQN1ia
[sage saga]
2013/09/03(火) 22:41:15.10 ID:aSNq81Rdo
そう言うと神裂はポケットからピンポン玉程のサイズのガラス玉を取り出した。中には色とりどりの妙な靄のようなものが浮かんでいて、ビー玉が大きくなったような外観である。神裂がそれを床に置くと、ガラス玉は映写機のレンズのように壁に映像を映し出した。
魔術的な方法で記録された映像なのだろう、そこにはロシアの空を自在に飛び回る一方通行がいた。
「これ、本当に一方通行か、」
以下略
14
:
◆owZqfINQN1ia
[sage saga]
2013/09/03(火) 22:43:40.26 ID:aSNq81Rdo
「これは、どういうこと………?」
上条以上に驚いていたのは、インデックスだった。その両目は驚きに大きく見開かれていて、ともすると『自動書記』起動時の彼女を彷彿すらさせた。
以下略
15
:
◆owZqfINQN1ia
[sage saga]
2013/09/03(火) 22:44:28.35 ID:aSNq81Rdo
以下略
16
:
◆owZqfINQN1ia
[sage saga]
2013/09/03(火) 22:45:13.18 ID:aSNq81Rdo
「どういうことだ?インデックスが知らない魔術なんてあるのか?」
「私が覚えている魔術というのは記録に残っているもの。記録に残っているということは過去に使われたことがあるものってこと。」
以下略
17
:
◆owZqfINQN1ia
[sage saga]
2013/09/03(火) 22:47:44.75 ID:aSNq81Rdo
インデックスは一度、これに似た力を行使する一方通行と遭遇したことがある。去年の9月30日のことだ。
あのとき彼女が見せたものは天使の力によく似た力を押し込めたような黒い翼。あれが天使の力だったとすれば、聖人にも御し切ることができないレベルのものだった。だが一方でその制御はあまりにも拙く、荒削りだった。
今見た映像から感じたものはまるで違う。使っている力は同質のものであるだろうけれど、ずっと洗練されたものに変わっていた。そして力の規模自体も、恐らくずっと大きくなっている。
以下略
18
:
◆owZqfINQN1ia
[sage saga]
2013/09/03(火) 22:48:47.56 ID:aSNq81Rdo
三人が黙り込んだまま、数分が経過しただろうか。壁に映像を映し出していたガラス玉は既に光を失っていて、ただの濁ったプラスチック玉のようなものに変貌していた。
「神裂、」
以下略
19
:
◆owZqfINQN1ia
[sage saga]
2013/09/03(火) 22:50:04.97 ID:aSNq81Rdo
「……じゃあ、イギリス清教はどうするんだ?」
ふと、上条は気付いた。未だほとんどの魔術師が一方通行を見付け出すことができていない―だけど、神裂は?イギリス清教は?彼女は、彼女らはそれに成功した。
以下略
20
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◆owZqfINQN1ia
[sage saga]
2013/09/03(火) 22:50:34.18 ID:aSNq81Rdo
以下略
21
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◆owZqfINQN1ia
[sage saga]
2013/09/03(火) 22:51:50.78 ID:aSNq81Rdo
「他の魔術結社も、彼女が超能力者だと知ったなら方針を変えることでしょう。」
他の魔術結社に所属しているというのならともかく、相手は学園都市だ。彼女を獲得しようとすることに遠慮する必要はないと考える者が殆どだろう。むしろ第一位を奪うことで、ついでに学園都市の弱体化を狙うくらいのことは誰もが企むのではないだろうか。
神裂はいっそ非情にも聞こえるほどに淡々と述べたが、その表情には幾らか苦悶の様子が浮かんだ。嘗てイギリス清教と学園都市が起こした悲劇を思い返しているのかもしれないし、インデックスの友人であるという人物をそのように扱うであろう自身の所属組織に苦々しい思いを感じているのかも分からなかった。
以下略
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