過去ログ - 削板「一緒に暮らさないか、百合子。」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2015/06/01(月) 20:34:55.28 ID:oyirldBt0
まだかなーお待ち申し上げておりまする
727
:
◆owZqfINQN1ia
[sage saga]
2015/06/15(月) 21:27:54.14 ID:g5enToSmo
こんばんは、
>>1
です。済みません、投稿が遅くなってしまいました。てっきりGW中に投下したつもりでいたのですが、手元のメモ帳に全部データ残ってたよというお恥ずかしい話です…orz
今回の投下分は黒子のトラウマ克服完結編です。非常に観念的で曖昧なお話で申し訳ないのですが、よろしくお願いします。
728
:
◆owZqfINQN1ia
[sage saga]
2015/06/15(月) 21:30:12.47 ID:g5enToSmo
「こんなところに一人では危ないですよ?この公園はそうでもないですが、少し行くと治安が悪い地域が広がっていますし。」
「うん、知ってるの。だからミサカはお迎えを待ってる、ってミサカはミサカは現状を把握していることを告げてみる。」
以下略
729
:
◆owZqfINQN1ia
[sage saga]
2015/06/15(月) 21:31:49.07 ID:g5enToSmo
風紀委員第一七七支部の扉を開くと、中では白井黒子が液晶の画面と向き合っていた。その液晶画面にはつい先程起きたスキルアウト同士の小競り合いが無事解決したことを示すウィンドウが表示されているが、入口の辺りに立っている初春と打ち止めには肉眼で確認できるほどのものではなかった。黄泉川が巻き込まれたのはそのトラブルだろうか ― 打ち止めは彼女らに怪しまれないように極々さり気なく能力を使用してその端末に示された情報を読み込んだが、彼女が危惧するような事態は何も起きていないようだ。読み込んだデータは学園都市在住の妹達から届く情報とも矛盾しないし、今日この学園都市を騒がせた事件は超電磁砲のクローンたちや彼女らと縁ある超能力者、不思議な無能力者、海外からの尊いお客人、いずれにも影響しないようなよくある些細なものだったのだろう ― そう結論づけて打ち止めは一旦姉妹たちとの通信を中断した。黄泉川が首を突っ込んだのもその事件なのであれば、多少の後始末は残っているかもしれないが、直に打ち止めを迎えに来てくれるだろう。
「初春?今日は非番じゃありませんの?」
以下略
730
:
◆owZqfINQN1ia
[sage saga]
2015/06/15(月) 21:33:53.08 ID:g5enToSmo
御坂美琴のクローンと思われる少女と自分の友人が連れ立っている様子を見て白井は一瞬ぎょっとしたが、初春は特段大きな問題事に巻き込まれている様子ではない。それどころか打ち止めと名乗る少女が何者なのか気付いていない様子で、もちろん風紀委員に属するとはいえ一介の中学生が学園都市の重要機密に属する彼女の存在を知っているはずがないのだが、それでも知人とよく似た少女を見ても何の疑問も抱いていない様子だった。純粋に一人でふらふら歩いている子供を見かけて不安に思って保護しただけなのだろう、と白井は判断して、一度こほん、と咳払いをしてから口を開いた。
「そういうことなら構いませんけれど、もう保護者の方には連絡ついてますの?」
以下略
731
:
◆owZqfINQN1ia
[sage saga]
2015/06/15(月) 21:35:03.18 ID:g5enToSmo
「あくまでご本人が書ける範囲のことを書いていただければ構いませんから、書きたくないことは書かなくても問題ありませんの。それに保護者の方がお迎えにいらっしゃったらその時点でシュレッダーにかけますわ。」
白井が用意したのは風紀委員で保護している間に怪我などのトラブルがあった場合に使うだけの書類である。個人情報保護の問題もあり、単なる学生組織である風紀委員がこの情報を長期保管するようなことはない。打ち止めが危惧するような問題はないだろうと説明すると、安心したかのように彼女は「ラストオーダー」という呼称を一番左上の氏名欄に記載した。少女はその用紙を両手で名刺を渡すかのように持って白井に差し出した。
以下略
732
:
◆owZqfINQN1ia
[sage saga]
2015/06/15(月) 21:37:27.01 ID:g5enToSmo
「ミサカたちはそういう、全くミサカたちのことを知りもしない人が結果的にミサカたちの生活に影響を及ぼす、そういう事象を徹底的に排除されてきたから、あなたは特別な人なの、ってミサカはミサカは説明してみる。」
「情けは人の為ならず?って言うのかな。あの人に教えてもらったの、誰かにした親切は廻り回って自分の元に返ってくる、って。」
以下略
733
:
◆owZqfINQN1ia
[sage saga]
2015/06/15(月) 21:46:45.16 ID:2Cc/Ortxo
「人間なンてそンなもンだ」
以下略
734
:
◆owZqfINQN1ia
[sage saga]
2015/06/15(月) 21:49:27.14 ID:2Cc/Ortxo
「面倒くせェから発熱一本に絞って考えてみるか。お前が電撃を放って、熱が発生したとして、その熱はどこへ行く?」
「お前が軽く、触れても火傷しない程度の電撃を放ったとする。それを9971人のお前ら全員がやったとする。一個一個は大したこたァねェが、10000万人近いとなりゃ結構な発熱だな。」
以下略
735
:
◆owZqfINQN1ia
[sage saga]
2015/06/15(月) 21:50:58.24 ID:2Cc/Ortxo
「お前が誰かの為を思ってしたことが、実は全然関係のない誰かも纏めて助けるかもしれない。逆に嫌がらせのつもりでしたことだって、結果はどうなるか分かんねェンだ。」
「嫌がらせでも?」
以下略
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