過去ログ - P「光射す日常――」
1- 20
8:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 00:20:00.78 ID:qgOebLqx0
P「千早と春香のグラビア撮影があるけど……」

事務所に集合するのは8時だ。
撮影に至っては9時から始まる。
だというのに、どうして俺はこんな時間に出社してしまったのだろう。
以下略



9:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 00:21:14.76 ID:qgOebLqx0
【暗い空間】

P「ん……?」

瞼を開くと、そこは見慣れない場所だった。
以下略



10:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 00:22:01.85 ID:qgOebLqx0
P「あれは……」

同じく果てのない天井から、水滴が断続的に落ちてきている。
自分の立ち位置からおよそ3メートルほど先だろうか。
波紋が起こり、そこにぼやけた輪郭が浮かび上がった。
以下略



11:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 00:22:38.46 ID:qgOebLqx0
P(いや、無表情と言うよりは……)

あまりに冷たすぎる瞳。
まるで人形のように虚ろで、おぞましさすら感じてしまう。
不気味に思って一歩距離を置こうとするも、足は動かない。
以下略



12:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 00:24:33.79 ID:qgOebLqx0
【朝、事務所】

P(ここは……事務所か)

さっきの空間から抜け出した先は、見慣れた事務所だった。
以下略



13:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 00:25:20.14 ID:qgOebLqx0
千早「プロデューサー」

P「何だ?」

短い呼び掛けに対し、こちらも簡潔に返事をする。
以下略



14:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 00:26:15.71 ID:qgOebLqx0
P「本音なんだけど……千早こそ、どうして似合わないなんて思うんだ?」

千早「それは……私は他の皆のように、愛想もスタイルもよくありませんから……」

胸の辺りを気にしつつ、千早は細い声でそう言う。
以下略



15:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 00:27:07.66 ID:qgOebLqx0
春香「もちろん!プロデューサーさんも心配しないでいいですよ?私に任せてください!」

満面の笑みで、そう言ってくれる。
春香の笑顔には助けられてばかりだ。

以下略



16:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 00:27:35.73 ID:qgOebLqx0
P(でも、楽しいからいいか)

千早は面と向かって褒めさせてくれる事が少ない。
他人にも厳しいが、自分にはもっと厳しいのだ。
それは自分の容姿についても例外ではなく、いい写真が取れても全く誇ろうとしない。
以下略



17:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 00:28:03.48 ID:qgOebLqx0
P「そうか……よし!それじゃあ二人とも、今度の雑誌に期待してるぞ!」

激励の言葉と共に、二人を送り出す。
そこで春香が。

以下略



121Res/126.09 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice