263:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/06/30(月) 09:39:51.58 ID:aFMIt3ru0
11月15日。
もうすぐ受験なのだが、3年2組大半の生徒達がそれぞれの時間を楽しんでいた。
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2014/06/30(月) 09:40:20.16 ID:aFMIt3ru0
08
渡辺弘(男子20番)は出発後、1号館のすぐ近くに生えていた草の茂み(数分前に近藤美穂(女子9番)達が隠れ、そして和英智樹(男子17番)に襲われた場所だが弘の知る由ではない。)に隠れた。
腕時計を見て時刻を確認する。
ーーー後少し。
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2014/06/30(月) 09:40:48.17 ID:aFMIt3ru0
いける。
絶対にいける!
今度こそあいつに勝てる!
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2014/06/30(月) 09:41:44.68 ID:aFMIt3ru0
20
6号館の5階には図書室が存在する。
中はとても広く、個人で読書をするためにプライベートルームも存在する。
鍵もついており、隠れるにはうってつけの場所だ。
そして、そこには4人の女子が隠れていた。
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2014/06/30(月) 09:43:50.15 ID:aFMIt3ru0
07
「女子9番近藤美穂さん」
近藤美穂(女子9番)は暗い表情で席を立ち上がり、デイパックを受け取った。
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2014/06/30(月) 09:44:24.33 ID:aFMIt3ru0
35
俺はーーとんでもないことをしてしまった。
取り返しのつかない、大変なことを。
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2014/06/30(月) 09:45:31.30 ID:aFMIt3ru0
34
大下弥生(女子5番)は3号館付近にある草の茂みの中に隠れていた。
数時間前に幼馴染の伊月伴太(男子2番)に声をかけられた。
伴太は武器を持っていなかった。
270:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/06/30(月) 09:46:10.97 ID:aFMIt3ru0
「や、よい……」
幼馴染の声がする。
でも、動けない。
誰が、こんなことーーー。
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2014/06/30(月) 09:46:54.10 ID:aFMIt3ru0
「次、悲鳴上げたらあんたと伊月君[ピーーー]から」
伴太の首元に矢を突き付けると、顔面全体が血塗れの弥生は震えながらコクコクと頷いた。
「さあて、お次は……」
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2014/06/30(月) 09:47:20.41 ID:aFMIt3ru0
33
「あっ……」
休憩しようと公園へ立ち寄った本戸麻耶(女子13番)は動きを止めた。
目の前で、誰かが倒れていた。
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2014/06/30(月) 09:47:58.89 ID:aFMIt3ru0
32
二回目の放送後、ようやく河瀬美希(女子7番)は動き出した。
ここでじっとしてても仕方ない。
燎子と朋美を探さなきゃ!
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