過去ログ - 【とあるSS】壊れた窒素と、打ち砕く幻想【改】
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6:K[saga]
2014/05/27(火) 02:56:03.90 ID:miaor/mCo

黒夜「あん? ……ああ、そういう事かよ。別に気にしねぇっての、これぐらい」

 絹旗の言葉に、黒夜はカードを裏返した。
 裏面には太い字、恐らく指で書いたのであろう四桁の数字が並んでいる。
以下略



7:K[saga]
2014/05/27(火) 02:57:05.46 ID:miaor/mCo


〜item〜

 学園都市。
以下略



8:K[saga]
2014/05/27(火) 02:57:35.22 ID:miaor/mCo

麦野「にしても最近はよく寝てるわね。疲れでも溜まってんの?」

???「結局、絹旗はまだまだお子様っていう訳よ」

以下略



9:K[saga]
2014/05/27(火) 02:58:03.21 ID:miaor/mCo

 暗闇の五月計画という、知る人は知る、非人道的な人体実験。
 学園都市最強の超能力者(LEVEL5)第一位――『一方通行(アクセラレータ)』。
 その演算パターンを無理矢理に脳に叩き付け、生まれたものだ。

以下略



10:K[saga]
2014/05/27(火) 02:58:35.55 ID:miaor/mCo

 絹旗の質問に答えながら、麦野は自身のテーブルの前に広げた鮭弁に箸を伸ばしていた。
 それ以外の食べ物は見当たらない。
 ちなみに、ここはファミリーレストランである。
 料理を注文し、食べ、お金を払う場所である。
以下略



11:K[saga]
2014/05/27(火) 02:59:06.64 ID:miaor/mCo

絹旗「……いえ、特には」

 滝壺の質問に、絹旗は間を置いて答えた。
 背中を猫のように丸め、ソファーに靴を履いて膝を立てる。
以下略



12:K[saga]
2014/05/27(火) 02:59:32.63 ID:miaor/mCo

 麦野は眉間にシワを寄せ、明らかに迷惑そうな表情を浮かべる。

フレンダ「結局、味、臭い、見た目からして人間が飲んでいい代物じゃないって訳よ」

以下略



13:K[saga]
2014/05/27(火) 02:59:58.52 ID:miaor/mCo

絹旗「フレンダは超一言が多いんですよ」

 絹旗の呟きに、しかしフレンダは反応を示さない。
 目の前の鯖缶に集中しているようだ。
以下略



14:K[saga]
2014/05/27(火) 03:00:24.26 ID:miaor/mCo

フレンダ「高校生」

絹旗「中学生」

以下略



15:K[saga]
2014/05/27(火) 03:00:54.66 ID:miaor/mCo

 この疲労はお前のせいだと言わんばかりの語気の荒さがフレンダに向けられた。
 そんな言葉を向けられた本人は「ごめんなさい」と瞬間的に額を机に擦りつけた。
 その勢いは机に頭突きを食らわせるが如くであった。
 そんなフレンダに対し、麦野は腕を組み、足を組み直して再び席へともたれかかる。
以下略



16:K[saga]
2014/05/27(火) 03:01:32.53 ID:miaor/mCo

 麦野は聞こえるように舌打ちしてから、用件を尋ねた。

電話の女『絶対無いとは言ってないでしょうがー! ……まあ、とりあえず今日いきなりで悪いんだけど働いてもらうわよ』

以下略



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