過去ログ - 劇場版アイマスで水瀬家に宿泊した志保のお話 抄
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15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/12(日) 11:58:51.05 ID:NHNSY0P+o

 コンコン。

「!」

以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/12(日) 12:00:24.50 ID:NHNSY0P+o
「はぁ……はぁ……」

 寝ぼけ眼で見た夢か何かだと思いたかったのだけれど、伊織さんがどいてくれて開けた視界のすみにはしっかりと先ほどまで用意がなかった水差しが鎮座していた。

「完全に見られちゃったじゃないですか……。ここ、私の部屋だって、メイドさんも知ってるでしょうし……」
以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/12(日) 12:02:04.26 ID:NHNSY0P+o
「やっぱり起きられません……」

「ウソでしょ。もう半分以上起きてたじゃない」

 脱力してベッドに崩れ落ちる私に伊織さんは呆れ半分だった。
以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/12(日) 12:03:23.58 ID:NHNSY0P+o
「くちゅくちゅ、もごもごってして、返してください」

 甘えた口調で要求したところ、目の前のお嬢様の眉間の皺が深くなったように見えた。多分気のせいだろう。
 伊織さんは鼻息で器用にため息をついて見せて、それから言われたとおりに頬とあごを動かし始めた。
 お互いの口内を一往復して体温を奪い合ったミネラルウオーターは、もう常温に戻ってしまっているだろう。
以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/12(日) 12:04:15.85 ID:NHNSY0P+o
「水をたった一口飲むのに何分かけるつもりよ……。そんなので喉の渇き、癒えるの?」

「全然足りないので、もっとください」

「自分で飲めっ」
以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/12(日) 12:05:50.71 ID:NHNSY0P+o
「……はあ。次はそれで遊ぶの?」

 リップクリームを塗るように、唇の端から端まで氷を往復させる。
 二人の体温が触れ合っているせいで氷はどんどん溶けてしまい、三分の一ほどが水に変わってしまった。
 唇を這った水分はシーツへと流れてしまっているが、少量なので特には問題ないだろう。
以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/12(日) 12:07:39.96 ID:NHNSY0P+o
 バスローブの袂を割って、氷に冷やされた伊織さんの指先が私の脇腹をくすぐった。
 突然の温度差に腹筋が収縮し、身体が小さく跳ねた。

 たまらず身体を捻って逃げ出そうとするも、体力が枯渇ぎみの現状では背中から回された腕を振りほどくことができない。
 じたばたしてホコリを飛ばしているうちに息が切れてきて、伊織さんに抱きかかえられる形となってしまう。
以下略



22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/12(日) 12:08:51.27 ID:NHNSY0P+o
 背後に声をかけたのをきっかけに、伊織さんの前半身が私の背中にくっつけられる。
 脇を通った腕がおへそのあたりでクロスさせられて、ぴったりと密着する。
 先輩と一ミリの隙間もないのは嬉しいのだけれど、お腹の前で伊織さんの手首が交差しているため、絶妙なタッチを与えてくれる指先は私の身体に触れていない。

「もっと……触ってください……」
以下略



23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/12(日) 12:10:33.26 ID:NHNSY0P+o

 ニチニチグチュクニュクニッ!

「く―――うぅぅ……っ!?」

以下略



24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/12(日) 12:13:52.88 ID:NHNSY0P+o
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 夏コミで5部ぐらい有料頒布した同人誌の抄録なのでここらで終わりだよ〜(o・∇・o)

 かろうしぴー


25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/12(日) 12:16:02.57 ID:mI3OrctQO
良いいおしほを見つけたと思ったらご覧の有り様だよ!

くそぅ・・・


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