過去ログ - ビッチ(改)
1- 20
15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/27(木) 23:48:50.11 ID:McEK2sxMo

 その時、僕の腕が誰かに強く掴まれて引き寄せられた。

「こんなところで何してるの?」

以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/27(木) 23:49:45.67 ID:McEK2sxMo

「・・・・・・何でこんなことした」

 僕は怒りを抑えて妹を問い詰めた。きっと嘲笑気味に答が帰って来るだろう。僕はその
ことは承知していたけど、それでも今朝の妹の仕打ちは許せなかったのだ。
以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/27(木) 23:51:03.31 ID:McEK2sxMo

 ナオからだ。このままナオの誤解が解けないのは嫌だ。そして誤解さえ解いてしまえば
この先もっとナオと親しくなれるかもしれない。僕はその時もうどんなに恥をかいてもい
いと思った。

以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/27(木) 23:51:53.68 ID:McEK2sxMo

 渋沢に相談していると僕はだいぶ気が楽になってきた。ナオのメールを見た時の興奮や
歓喜は時間が経つにつれ僕の中でプレッシャーに変化していた。

 こんなに都合よくあんな美少女が僕に告白するはずがない。だとしたら何で彼女は出会
以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/27(木) 23:53:07.09 ID:McEK2sxMo

「何で勝手に音楽消すのよ。あんたには関係ないでしょ」

 妹が僕を睨んだ。でもその声は呂律が回っていなかった。

以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/27(木) 23:54:21.75 ID:McEK2sxMo

 でも目を逸らさなきゃと思いながら思わず見入ってしまった妹の裸は綺麗だった。あれ
だけ遊んでいるビッチとは思えないほど。

 白い肌。思っていたより控え目な胸。細い手足。
以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/27(木) 23:55:41.59 ID:McEK2sxMo

 朝食を省略しシャワーだけ浴びて昨日の夢と汗を洗い流して、僕は早々に家を出た。

 妹の部屋を覗くと妹はぐっすりと寝入っているようだった。ただし、昨夜僕がかけた毛
布ははだけていて、ベッドの上の妹は一糸まとわぬ全裸のままだった。僕は妹から目を逸
以下略



22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/27(木) 23:56:21.04 ID:McEK2sxMo

 僕は僕らしくもなく口ごもったりもせず普通に彼女と会話ができていることに驚いてい
た。緊張から開放され身も心も軽くなったとはいえ、何度も聞き返されながらようやく告
白の意図が伝わった志村さんの時とはえらい違いだ。

以下略



23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/27(木) 23:57:15.24 ID:McEK2sxMo

 奈緒と一緒にいると三十分なんてあっという間に過ぎていってしまった。学校がある駅
に着いた時、僕は自分の腕に抱き付いている奈緒の手をどうしたらいいのかわからなくて
一瞬戸惑った。このまま乗り過ごしてしまってもいいか。そう思ったとき、そこで彼女は
僕の高校のことを思い出したようだった。
以下略



24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/27(木) 23:58:18.97 ID:McEK2sxMo

「イケヤマって君の中学時代の友だちだっけ?」

「おう。何か年下の中学生の子と付き合ってたんだけど、昨日いきなり振られたんだっ
て」
以下略



25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/27(木) 23:59:44.08 ID:McEK2sxMo

 明日香のことをビッチ呼ばわりされた僕だったけど正直に言うとあの時はそのことにつ
いてそんなに不快感を感じなかった。志村さんに言われるまでもなく、かなり控え目に言
っても、実際の妹はビッチというほかにないような女だと僕は思っていた。

以下略



568Res/1282.16 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice