6: ◆FLVUV.9phY[sage]
2014/12/06(土) 16:34:40.45 ID:x2ueaAjJo
★◇
繰り返されるその絶望。始まりは変わりなく小さな教卓。
黒髪の少女は盤上へと名を書き込み、円らな少女へと視えざる言葉を結い上げる。
7: ◆FLVUV.9phY[sage]
2014/12/06(土) 16:36:14.71 ID:x2ueaAjJo
★
同日、宵闇が迫るころ。呪いの連鎖を断ち切る少女は二人の少女と連れ立って帰路を歩く。
軽い足取りとは裏腹に、重苦しい運命の歯車は軋みを立てて廻り始めている。
8: ◆FLVUV.9phY[sage]
2014/12/06(土) 16:37:21.69 ID:x2ueaAjJo
大輪のようなその少女は何処からともなくライフリングマスケット銃を両の手に召喚し、制圧行動を開始する。
まずは一振り、眼前の標的へと発砲。
迫りくる三匹を銃身で叩き、足蹴にし、弾丸を開放することによって軽やかに撃破する。
9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/12/06(土) 16:38:23.53 ID:5K6+zHdbo
◇と◎はわかるけど★は誰?
っつうかすごくよみにくい
10: ◆FLVUV.9phY[sage]
2014/12/06(土) 16:38:55.03 ID:x2ueaAjJo
「その人を助けようとしてくれてありがとう。でも大丈夫よ、気絶しているだけだから」
「よ、よかったぁ。あの、その、それで今のって、夢……、じゃないんですよね?」
11: ◆FLVUV.9phY[sage]
2014/12/06(土) 16:40:05.78 ID:x2ueaAjJo
★◇
深い感情を秘める少女は、清廉潔白な少女の手を引いてビル内部を移動する。
12: ◆FLVUV.9phY[sage]
2014/12/06(土) 16:41:17.95 ID:x2ueaAjJo
「ここまでくれば、一応大丈夫のはずよ。それで、その、話を聞かせてもらえる?」
黒髪を持て余した少女は優しく問いかける。
桃髪を運命色のリボンでまとめた少女は口を動かす。
13: ◆FLVUV.9phY[sage]
2014/12/06(土) 16:42:28.16 ID:x2ueaAjJo
伏し目がちに長い髪をなびかせる少女は黒のタイツに包まれた足を持ち上げて進む。
自然と店内の野郎共の視線を集めているとも気づかずに。
手にしたトレイには三人分の飲料と、二箱のアップルパイ。
14: ◆FLVUV.9phY[sage]
2014/12/06(土) 16:43:38.10 ID:x2ueaAjJo
★◎
白の少女と黒の少女は出会う。惹かれあう運命は均衡、愛と信念は交わり納まる。
15: ◆FLVUV.9phY[sage]
2014/12/06(土) 16:45:05.48 ID:x2ueaAjJo
★◇
闇に紛れる少女は月を眺める。見上げた先には疑問と瞬き。
16: ◆FLVUV.9phY[sage]
2014/12/06(土) 16:46:18.60 ID:x2ueaAjJo
★
正午過ぎ、太陽は空の中央に輝く。
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