過去ログ - キョン「ペルソナ!」 アイギス「FESであります!」
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名無しNIPPER
[saga]
2014/12/31(水) 20:42:56.48 ID:gIGEqEoto
「何だったんだって……こっちが聞きたいな」
と、今まで沈黙していた朝倉が、こちらへ近づいてきながら言う。
それにわずかに遅れて、古泉も駆け寄ってくる。ようやく、妹を含め、四人が集結した。
以下略
63
:
名無しNIPPER
[saga]
2014/12/31(水) 20:49:08.01 ID:gIGEqEoto
ペルソナの事を考え出したら、急に全身を、強い脱力感が襲った。思わず膝を折り、大地にしゃがみこむ。
「キョンくん!」
「大丈夫ですか?」
以下略
64
:
名無しNIPPER
[saga]
2014/12/31(水) 20:56:18.95 ID:gIGEqEoto
その声が聞こえたのと同時に―――シャドウの振り下ろした剣が、俺たちの目前で、何かに阻まれるかのように停止した。
「なっ……」
一瞬、混乱が俺の胸中を見たし、短い声となって、口から零れる。
以下略
65
:
名無しNIPPER
[saga]
2014/12/31(水) 20:58:27.76 ID:gIGEqEoto
………
以下略
66
:
名無しNIPPER
[saga]
2014/12/31(水) 21:00:43.96 ID:gIGEqEoto
「おい、ちょっと……どんだけ熟睡してんのよ?」
まどろみの中で溶けきった脳が、覚醒を拒む……俺を起こそうとしているのは、誰だ?
妹……ではない。あいつだったら、お得意のフライングニードロップが炸裂するはずだ。
以下略
67
:
名無しNIPPER
[saga]
2014/12/31(水) 21:03:42.09 ID:gIGEqEoto
「いや、びっくりしたわ。いきなり、道端で寝てるからさ」
……よし、落ち着こう。
俺はまず、上半身を起すと、周囲を見回し、そこがもはや見慣れた迷宮の中であることを確認する。
以下略
68
:
名無しNIPPER
[saga]
2014/12/31(水) 21:05:51.71 ID:gIGEqEoto
頬を指先で掻きながら、男はそう言った。
俺は、記憶の中で、最後に古泉たちを確認した時の様子を思い出す。
思い出す―――までも無く、脳裏に浮かんだのは、跳び箱をコの字に囲むようにして眠る、三人の図。
俺は、冷たい壁を背に、マットの上に座り込んで、入り口に注意を払っていて……あとは、覚えていない。おそらく、眠ってしまったのだろう。
その間に、あいつらが俺を置いてどこかへ行ってしまったのか? と、一瞬考えたが、可能性は低いだろう。ただでさえ、戦力は十分とはいえない状態なのに、何故分裂せねばならんのだ。
以下略
69
:
名無しNIPPER
[saga]
2014/12/31(水) 21:08:43.81 ID:gIGEqEoto
「あーっと……なんだ。まあ、俺たちさ。影時間がまた発生してるっつうんで、一体どうしたのかっつって調査してたんだけど」
『影時間』。
『ペルソナ』に続いて、男がもう一つ、俺の耳にこびりついた名称を口にした。
以下略
70
:
名無しNIPPER
[saga]
2014/12/31(水) 21:10:36.48 ID:gIGEqEoto
「お前、どこでその名前を!?」
「いや、これさ」
以下略
71
:
名無しNIPPER
[saga]
2014/12/31(水) 21:12:50.32 ID:gIGEqEoto
「……マジで? それってつまり、風花と同じ状態……え、じゃあ、もう外じゃ一日経っちゃってるってわけ?」
そういうことになるな。伊織の話を聞く限り、彼らがこの塔に乗り込んでから、時計は(伊織たちも、零時計と似たような、時間を示す道具を持っているらしい)一周と半分をしたところと言うことだ。
以下略
72
:
名無しNIPPER
[saga]
2014/12/31(水) 21:14:54.27 ID:gIGEqEoto
「マジかよ……最強じゃね? それ」
ああ、最強だよ。あいつは。間違っちゃいないだろう。長門がペルソナを使えるかどうかは知らんが、多分使えるだろうし、仮にペルソナを使えないとしても、あいつが最強であることに揺らぎは無いだろうからな。
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