過去ログ - キョン「ペルソナ!」 アイギス「FESであります!」
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名無しNIPPER
[saga]
2014/12/31(水) 21:42:44.86 ID:gIGEqEoto
「……え、もう終わったの? あっさりしすぎてね?」
「ええ、終わったわ。……メッセージが届いてるわよ、ほら」
以下略
92
:
名無しNIPPER
[saga]
2014/12/31(水) 21:43:57.25 ID:gIGEqEoto
妹。
長門は、無事だとは言ってくれたようだが、安心することなど出来はしない。いつ、シャドウに遭遇し、精神力が尽きても、おかしくはない状態なのだ。
さっさと見つけてやらんと、俺は後々、とんでもなく後悔する羽目になっちまうかも知れない。そんなのは御免だ。
「山岸さん、すみませんが、俺は妹の方を助けに行きます」
以下略
93
:
名無しNIPPER
[saga]
2014/12/31(水) 21:46:36.90 ID:gIGEqEoto
さて。そんなわけで、古泉を月光館学園組へと売り渡し、天田少年を迎え入れた、我々、SOS団影時間支部は、本棟中層を目指し、新生タルタロスを駆け上り始めたわけである。
「前は、うちのリーダーの力なのか何なのか分かりませんが、ある程度進めば、そこから改めて上り始めることも出来たんですよ」
というのは、天田少年曰くであり。しかし、我々はその前リーダーほどのキャパシティは、あいにくなことに持っていないようで。
以下略
94
:
名無しNIPPER
[saga]
2014/12/31(水) 21:47:11.90 ID:gIGEqEoto
『もしかしたら、どこかに隠れているのかもしれません。下手に動かれちゃうと、また別の階層に行っちゃう可能性もあるから、一箇所にいてくれたほうが、探しやすいんですけど……
ユノの力で、皆さんがいるフロア内にいるかどうかまでなら、探知できますから、とりあえず、しばらく進んでみてください。あ、それと……長門さんからの連絡が入った場合は、追って伝えますので』
零時計を見ると、現時刻は四十分。あと二十分で、また一日を飛び越しちまうわけだ。
以下略
95
:
名無しNIPPER
[saga]
2014/12/31(水) 21:48:20.11 ID:gIGEqEoto
その後、山岸さんからの連絡は特に無く、十五分ほどの時間を掛け、俺たちは三十四階へたどり着いた。階段を上り終えると同時に、山岸さんからの通信が来る。
『あっ、着きました、三十四階ですね。……探知できます、そのフロアに、妹さんがいます。ただ、通信は出来そうにないです……
恐らく、どこか一箇所に留まっていると思います。フロア内の空間は安定していますから、今のうちに探し出してください』
以下略
96
:
名無しNIPPER
[saga]
2014/12/31(水) 21:49:24.26 ID:gIGEqEoto
妖精。これまた聴きなれない言葉が、妹の口から飛び出す。またなにやらの専門用語か。心当たりはないか、と、天田の顔を見ると、自分も知らないといった風に首を横に振った。
「死神ならうろついてましたけど、妖精なんて知らないです」
「ピンクで空飛ぶ妖精さんなんだよ。お金があれば回復してくれるって言うから、お家から持ってきたお小遣いで治してもらったの。ちょっと足りないけど、特別にって。それに、アイスもくれたんだよ」
以下略
97
:
名無しNIPPER
[saga]
2014/12/31(水) 21:51:13.77 ID:gIGEqEoto
「じゃあ、お願いしま―――」
『あれ、何だろう、これ。……あっ、空間が急激に歪んで……み、皆さん、そこから離れてください!』
以下略
98
:
名無しNIPPER
[saga]
2014/12/31(水) 21:52:26.96 ID:gIGEqEoto
『はい、恐らく……エスケープロードで助けようとしたんだけど、そのシャドウの力なのか、上手くいかないの』
となると、古泉たちが駆けつけるしかない。しかし、風花の力で、中庭へ帰還した後で、本棟の二十三階を目指す……その間、持ちこたえていてくれるだろうか。
……そうだ、それなら。と、古泉は、風花に声を投げる。
以下略
99
:
名無しNIPPER
[saga]
2014/12/31(水) 21:53:17.32 ID:gIGEqEoto
「アイギス!」
その名前を、伊織が叫ぶ。すると、金髪の女性……アイギスがこちらを振り返り、緊迫した表情を僅かに緩めた。
以下略
100
:
名無しNIPPER
[saga]
2014/12/31(水) 21:54:53.91 ID:gIGEqEoto
「アイちゃん、ゆかりっちと休んでな、俺らが引き受ける!」
「いえ、私も戦います。チューインソウルを頂けますか?」
以下略
101
:
名無しNIPPER
[saga]
2014/12/31(水) 21:56:05.23 ID:gIGEqEoto
伊織のペルソナの刃が、シャドウのむき出しの体表に食らいつき、同時に、巨大な火柱が、シャドウの体を包み込むように立ち上った。しかし、いずれも致命傷には至らないようだ。
「決め手に欠けんな」
伊織が舌を鳴らす。その内にも、シャドウは再び電力を集め始めている。
以下略
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