過去ログ - 姫「王子の代わりに戦う使命を負った」
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1: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/01/20(火) 16:22:14.03 ID:v18eES5U0
少女漫画っぽいかもしれないです。

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2: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/01/20(火) 16:22:29.09 ID:v18eES5U0
私は姫であり、王子である――


氷河魔人「貴様が人間達の希望、王子か」

以下略



3: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/01/20(火) 16:23:08.77 ID:v18eES5U0



王「ご苦労だったな。ほとんどの国が魔王に屈服する中、お前の活躍は我が国の誇りだ」

以下略



4: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/01/20(火) 16:23:49.87 ID:v18eES5U0
王子「氷河魔人倒したってマジ?いやぁ、流石だねぇ「王子」は」

姫「…いえ」

王子「うっわ!顔に傷ついてんじゃん!顔は国民へのアピールポイントなんだから大事にしてくれよ〜?」
以下略



5: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/01/20(火) 16:24:17.94 ID:v18eES5U0
私と王子はたまに入れ替わる。
私の役目は王子として魔物達と戦い、国の人々に希望を与えること。
本物の王子は剣の心得がないわけではない。しかし世継ぎとして大事にされ、私の振りをしながら安全に暮らしている。それでいて、私の戦歴だけを盗っていく。
それを知る者は国の重役でもごくわずか。知っていて、皆黙認している。
私は王子の為に存在していて、王子の代わりに危険を背負う。それしか価値しかない人間。
以下略



6: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/01/20(火) 16:25:12.08 ID:v18eES5U0
獣人「王子!」

姫「どうした!?」

部屋のドアが乱暴に叩かれ、獣人が入ってくる。
以下略



7: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/01/20(火) 16:25:43.37 ID:v18eES5U0
>西の森

姫「魔族はどこに…?」

獣人「あちらから匂いがします」
以下略



8: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/01/20(火) 16:27:31.98 ID:v18eES5U0
翼人「王家の紋章…お前が王子だな」

翼人は私の胸にあった紋章を見て言った。
魔族たちはざわつき始める。

以下略



9: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/01/20(火) 16:28:00.03 ID:v18eES5U0
魔王子「…っ」バッ

姫「!」

魔王子の姿が消えた。否。後方に大きく跳んだのだ。
以下略



10: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/01/20(火) 16:28:27.02 ID:v18eES5U0
>翌日

姫「ふぅ〜…」

久々の女の格好に落ち着く。
以下略



11: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/01/20(火) 16:29:08.96 ID:v18eES5U0
姫「何をしているんですか…侵入経路の確認?」

飴売り「違う違う、俺はただの飴売り」

飴売りはさわやかに返答する。第一印象は気さくな人だ。
以下略



12: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/01/20(火) 16:29:54.26 ID:v18eES5U0
姫「今日は機嫌がいいから許したけれど、そうでなければ貴方を怒鳴り散らしていたかもしれませんよ」

少なくとも、王子演じる姫ならそうしていただろう。
今度「姫」に会った時は気をつけろ――そういう忠告を込めて言ったつもりだが、

以下略



13: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/01/20(火) 16:30:21.24 ID:v18eES5U0
姫「別に…」

ただ、わかってくれる人がいるからと言って喜ぶ気持ちにもなれなかった。
私が王子として人々の支持を集めている間、兄は姫として好き勝手に振舞う。それを父である王は認めていた。
私は兄の為に存在していて、引き立て役も私の役割――そう教え込まれていたからには、そう振舞わないといけない。
以下略



14: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/01/20(火) 16:30:47.71 ID:v18eES5U0
姫が去った後、飴売りは美麗な姫と会話した余韻に浸っていた。

飴売り「はぁー、いい息抜きになったわー」

「こんな所にいましたか」
以下略



15: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/01/20(火) 16:31:14.92 ID:v18eES5U0
今日はここまで。
更新ペース遅いかもしれないです。


16:名無しNIPPER[sage]
2015/01/20(火) 16:53:43.15 ID:n3lcMWZRo
超期待


17:名無しNIPPER[sage]
2015/01/20(火) 17:25:42.61 ID:+sX/qLhDO
乙! 期待


18:名無しNIPPER[sage]
2015/01/20(火) 17:51:41.17 ID:e4UwrtnTo
乙乙


19: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/01/21(水) 14:42:52.87 ID:GKiPRO/F0
>翌日


王子「や、姫」

以下略



20: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/01/21(水) 14:43:20.08 ID:GKiPRO/F0
王子「どうした…?」

獣人「北の山に魔物の群れが潜伏しているとのことです」

姫「…」
以下略



21: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/01/21(水) 14:43:46.16 ID:GKiPRO/F0



結論から言うと、北の山の魔物達は大した相手ではなかった。
せっかく馬を走らせてはるばる来たというのに、全滅させるのに10分もかからなかった。
以下略



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