過去ログ - 武内P「あなたのお名前を」芳乃「わたくしはー」
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10:名無しNIPPER[saga]
2015/01/25(日) 11:37:19.17 ID:1ScxNNNj0

その時ふと武内Pと仁美は、いつの間にか視界の片隅で見えていた少女の幻がいなくなっている
ことに気付く。

仁美「あれ? そういえばさっきからあの子が見えないような……」
以下略



11:名無しNIPPER[saga]
2015/01/25(日) 11:38:36.76 ID:1ScxNNNj0

武内P「恐らくもう猶予がないのかもしれません。思い返せば女将さんの態度が豹変した時から」

武内P「あの子は視界の端から消えていたような気がします」

以下略



12:名無しNIPPER[saga]
2015/01/25(日) 11:40:01.15 ID:1ScxNNNj0

走りながら襲ってくるモノがなにかを冷静に分析しつつ、武内Pとあやめは自分達をどこかに
案内しようと先を進む少女の幻も見る。
目指す場所は集落の外れにあるらしく、林の中を突き進みだした時などは一瞬躊躇いもあったが、
後ろから段々と数を増やして追いかけてくる亡者の群れのことを考えると迷っている暇もなかった。
以下略



13:名無しNIPPER[saga]
2015/01/25(日) 11:41:33.13 ID:1ScxNNNj0

なにをするのか、そう二人が聞く前に鬼気迫る表情であやめは仁美を抱えたままの武内Pを
前方へと放り投げた! 
その勢いは凄まじく、武内Pは無事亡者の群れの上を飛び越え鳥居を通過しそのまま境内へと
侵入出来たのだった。
以下略



14:名無しNIPPER[saga]
2015/01/25(日) 11:42:22.19 ID:1ScxNNNj0

気づけば、前も後ろも横も亡者に囲まれたあやめは、しかし余裕のある笑みを浮かべて
女将であった亡者を睨みつける。

あやめ「亡者になるつもりなどありません。わたくしはあのお二人を信じております」
以下略



15:名無しNIPPER[saga]
2015/01/25(日) 11:43:41.01 ID:1ScxNNNj0

――同じ頃、神社の境内へ放り投げられた武内Pは、空中でバランスと勢いの調整をしながら
仁美を落とさないように地面に着地していた。

仁美「あやめっちーっ!」
以下略



16:名無しNIPPER[saga]
2015/01/25(日) 11:44:45.56 ID:1ScxNNNj0

武内P「行きましょう、幻を見せてまで自分達を呼んだ子がいるとすればこの先の本殿です」

武内P「今こうして時間稼ぎをしてくれている浜口さんのためにも、急いで会わなければなりません」

以下略



17:名無しNIPPER[saga]
2015/01/25(日) 11:49:00.42 ID:1ScxNNNj0

??「困っている人には力を貸しなさいとのばばさまのお言葉を守っているためでしてー」

仁美「困っている人って……この集落の人たちは!」

以下略



18:名無しNIPPER[saga]
2015/01/25(日) 11:49:38.90 ID:1ScxNNNj0

道具を壊さないようにしつつ少女の周りを一周した武内Pは、結界を壊して助けることは不可能だと判断する。
外から道具を壊したりするなど無理やりな介入をすれば力が暴走して少女が廃人になることも
考えられたからである。

以下略



19:名無しNIPPER[saga]
2015/01/25(日) 11:50:46.34 ID:1ScxNNNj0

??「……!?」

仁美「武内プロデューサー!?」

以下略



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