過去ログ - 安部菜々、プリキュアになる。
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12: ◆2YxvakPABs[sage saga]
2015/03/26(木) 00:57:20.89 ID:avES/eip0
 勢い良く啖呵を切ったものの、一向に仕掛けてくる気配のない3人に、敵もとうとうブチ切れた。
 むしろ、よく待ってくれたものだ。
 叫び声にビクリとした3人は、速やかに解散する。

「今から変身しまーす! 変身中の攻撃はNGだぞ! キャハっ!」
以下略



13: ◆2YxvakPABs[sage saga]
2015/03/26(木) 00:58:08.65 ID:avES/eip0
 変身完了後の彼女たちの姿は、シンデレラの名に相応しいような、豪華なドレスのような衣装を身にまとっていた。
 菜々はピンク、幸子はブルー、杏はオレンジといった配色だ。

 変身が完了した彼女たちは、順番に名乗りを上げていく。

以下略



14:名無しNIPPER[sage]
2015/03/26(木) 00:58:55.44 ID:pGiemTTTO
マリエッティTKTTゆきんこがメンバーのプリキュアとか本当にありそう


15: ◆2YxvakPABs[saga]
2015/03/26(木) 00:58:58.05 ID:avES/eip0
「変身までが長えんだよ!!」

 敵は声を荒げる。

「あんまり敵に隙見せんじゃねぇよ……」
以下略



16: ◆2YxvakPABs[saga sage]
2015/03/26(木) 01:00:06.21 ID:avES/eip0
「そうと分かれば、ウサミンキーック!!」

 後方のビルの壁にうまいこと着地した菜々は、壁を蹴りスキャンダールに向かって飛び蹴りをかました。
 それを受けたスキャンダールは、ボールのように吹き飛び、ビルをいくつも破壊しながら後方に飛んでいった。

以下略



17: ◆2YxvakPABs[saga sage]
2015/03/26(木) 01:01:12.38 ID:avES/eip0
 菜々は握っていた金棒を怒りに任せて投げ捨てた。放り投げだされた鈍器は、ビルを直撃し、また1つ、ビルが倒壊した。
 確かに物騒だった。

「……プロデューサーさん! 他には!」

以下略



18: ◆2YxvakPABs[saga sage]
2015/03/26(木) 01:02:06.40 ID:avES/eip0
『ファイナル シンデレライドゥ……』

「なんかライドとか言ってるんですけどっ!!!?」

 さっきまでと明らかに違う音声に戸惑う菜々。今度はさっきまでのテンション高い声ではなく、低くて渋く落ち着いた声だ。シンデレラ香炉がテュィーン、テュィーンという待機音を発しながら光っていた。
以下略



19: ◆2YxvakPABs[saga sage]
2015/03/26(木) 01:03:25.35 ID:avES/eip0
 顔面蒼白になりながら、キャスータは震えていた。予想以上の威力に戦慄しているようだ。
 それは菜々も同じだが。
 あまりの必殺技に、菜々自身もう呆けるしかなかった。

 完全に、本気出せば地球を破壊できるレベルである。
以下略



20: ◆2YxvakPABs[saga]
2015/03/26(木) 01:04:14.23 ID:avES/eip0
 杏の意識は目の前の敵より、飴に向いている。
 ふんすふんすと鼻を鳴らす杏は、いつもよりエンジンがかかっているようにも見えた。ギアが入ったようだ。

「ぼ、ボクもいますよ……カワイイボクは、ビームごときでは死にません……」

以下略



21: ◆2YxvakPABs[saga sage]
2015/03/26(木) 01:04:53.53 ID:avES/eip0
――*――*――*――



『グラススリッパァ!! シンデレラ武装!』
以下略



22: ◆2YxvakPABs[saga sage]
2015/03/26(木) 01:05:32.85 ID:avES/eip0
「あぁ! ボクのカワイイパンツが見えそうです!」

 幸子は、スカートを抑えるが、抑え方がどう見ても甘い。見えるか見えないかのギリギリのラインを攻めていた。

「くっ、私の風の能力を利用してパンチラを演出するとは……やるな」
以下略



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