過去ログ - 安部菜々、プリキュアになる。
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2: ◆2YxvakPABs[sage saga]
2015/03/26(木) 00:45:45.49 ID:avES/eip0
「プリキュアに……興味はありませんか?」

「……は?」

 プロデューサーの事務室で、安部菜々は素っ頓狂な声を上げた。
以下略



3: ◆2YxvakPABs[sage saga]
2015/03/26(木) 00:47:11.58 ID:avES/eip0
 そんなドキドキも束の間。

 ボワンッ! と、突然プロデューサーの体が煙に包まれる。

 驚く菜々がどうしていいか対応に困っていると、プロデューサーを包んだ煙が晴れ、視界が鮮明になる。
以下略



4:名無しNIPPER[sage]
2015/03/26(木) 00:48:31.05 ID:YOipm3IH0
CV武内駿輔の淫獣なんて一番人気不可避


5: ◆2YxvakPABs[sage saga]
2015/03/26(木) 00:48:42.69 ID:avES/eip0
「あー、いいですいいです。それで? 結局アイドル力ってのはなんなんですか?」

「アイドル力とは、自身や個性を輝かせる力のことです。それを奪われた人間は、堕落し、自身を見失います。すなわち、個性の消失。つまり、人としての死です。全世界の人々からアイドル力がなくなれば、それはすなわち無個性のはびこる混沌の世となります」

 これまた重い話だな、と菜々は軽く目眩がした。
以下略



6: ◆2YxvakPABs[sage saga]
2015/03/26(木) 00:50:09.66 ID:avES/eip0
「あの、プロッ……」


「わわわ、ちょっ、マズいですって!!」

以下略



7: ◆2YxvakPABs[sage saga]
2015/03/26(木) 00:51:25.21 ID:avES/eip0
――*――*――*――



「なるほど、要はこのカワイイボクがプリキュアになって、マースコミディアとかいう悪党を可愛く可憐に倒せばいいわけですねっ!」
以下略



8: ◆2YxvakPABs[sage saga]
2015/03/26(木) 00:54:05.47 ID:avES/eip0
 これで晴れて、3人の同意が得られたわけだ。
 安部菜々、永遠の17歳。
 双葉杏、17歳。
 輿水幸子、14歳。
 やたら平均年齢の高いプリキュアチームである。
以下略



9: ◆2YxvakPABs[sage saga]
2015/03/26(木) 00:54:56.69 ID:avES/eip0
 プロデューサーに近寄り小声で話しかける菜々。

「変身後の衣装なんですが、へそ出しとかないですよね?」

「……は?」
以下略



10: ◆2YxvakPABs[sage saga]
2015/03/26(木) 00:55:50.40 ID:avES/eip0
――*――*――*――



 緊急出動した菜々達3人。
以下略



11: ◆2YxvakPABs[sage saga]
2015/03/26(木) 00:56:32.54 ID:avES/eip0
菜々は、スキャンダールを目の前に堂々と立ちはだかる。
 その姿が目に入ったのか、キャスターという名の幹部は、目をギラつかせる。

「なんだぁ? てめぇは」

以下略



12: ◆2YxvakPABs[sage saga]
2015/03/26(木) 00:57:20.89 ID:avES/eip0
 勢い良く啖呵を切ったものの、一向に仕掛けてくる気配のない3人に、敵もとうとうブチ切れた。
 むしろ、よく待ってくれたものだ。
 叫び声にビクリとした3人は、速やかに解散する。

「今から変身しまーす! 変身中の攻撃はNGだぞ! キャハっ!」
以下略



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