20:名無しNIPPER[sage saga]
2015/05/12(火) 18:13:59.94 ID:+HxJNIVIo
◇
そして。
21:名無しNIPPER[sage saga]
2015/05/12(火) 18:14:51.00 ID:+HxJNIVIo
身悶える記憶なので、唯の口を後ろから手で塞ぎ、会話を止める。
そのまま唯を引きずって、
22:名無しNIPPER[sage saga]
2015/05/12(火) 18:15:29.86 ID:+HxJNIVIo
唯「私の隠し事も、ちゃんと話すから。話して、話し合って、澪ちゃんがこんな私がイヤだって言うなら――」
澪「わ、別れたくはないからなっ!? 唯の秘密がどんなものなのか想像はつかないけど、ずっと好きだったんだから余程のことじゃないと嫌いになんてならないからな!?」
23:名無しNIPPER[sage saga]
2015/05/12(火) 18:16:12.66 ID:+HxJNIVIo
唯「……あはは。澪ちゃん面白いよね、やっぱり」
澪「嬉しくない……」
24:名無しNIPPER[sage saga]
2015/05/12(火) 18:17:16.16 ID:+HxJNIVIo
【灰色の秘密】
――そして明かされた秘密は、本当に衝撃的なものだった。
25:名無しNIPPER[sage saga]
2015/05/12(火) 18:18:25.06 ID:+HxJNIVIo
唯「み、澪ちゃん、あのっ」
澪「……何なら、確かめてもいいんだぞ。身体の隅々まで、唯と私のどこが違うか、探してもいいんだぞ…っ」
26:名無しNIPPER[sage saga]
2015/05/12(火) 18:20:06.92 ID:+HxJNIVIo
唯「詳しく教えてくれたのは、中学生の頃だったかな。「宇宙人」ってハッキリ言われて、証拠も見せられて、私の疑問にも全部答えてくれた」
澪「……証拠って?」
27:名無しNIPPER[sage saga]
2015/05/12(火) 18:21:02.30 ID:+HxJNIVIo
原因が宇宙人であることにあるとはいえ、信用を失うのが怖いから踏み出せない、という気持ちはわかる。
でも、やはり唯らしくはない。「普通に生きる」と言ってた唯にとって、そんな自分らしくない自分を見ることがどれほどの苦しみだったか……私にはわからない。
……唯に私と同じ臆病なところがあることを喜んでいたさっきの自分を殴ってやりたい。
28:名無しNIPPER[sage saga]
2015/05/12(火) 18:21:46.28 ID:+HxJNIVIo
唯「……えへへ」
澪「じゃ、じゃあ、そういうわけで私達の関係はこのまま、ということで」
29:名無しNIPPER[sage saga]
2015/05/12(火) 18:22:49.12 ID:+HxJNIVIo
【透明な輪】
憂ちゃんは素直に祝福してくれた。
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