2: ◆2YxvakPABs[saga sage]
2015/08/19(水) 23:42:23.85 ID:jRTVHHoQ0
「だから、なんでそんなこと言うんですかッ!!?」
日本が大々的な寒波に襲われ、そびえ立つビルも氷の柱になってしまうのではないかと心配になる冬。
文明の利器であるストーブこそあれど、部屋の中での厚着は欠かせない寒さの中、私……安部菜々は声を荒げる。
乾燥した空気が喉に触れ、叫んだこともあり喉がカラカラになった。アイドルは喉が命であることは重々承知しているが、今のナナはそんな考えすら浮かばないほどヒートアップしている。
3: ◆2YxvakPABs[saga sage]
2015/08/19(水) 23:43:15.81 ID:jRTVHHoQ0
「……もういいです!! 埒が明きません!」
ナナは、ズカズカと扉の向かって歩いて行く。
平行線をたどる会話は、お互いの妥協点すら見当たらない。
4: ◆2YxvakPABs[saga]
2015/08/19(水) 23:44:00.08 ID:jRTVHHoQ0
――*――*――*――
5: ◆2YxvakPABs[saga]
2015/08/19(水) 23:44:29.11 ID:jRTVHHoQ0
「……菜々さん?」
「ぁ……ぷ、プロデューサー……さん」
6: ◆2YxvakPABs[saga sage]
2015/08/19(水) 23:45:03.16 ID:jRTVHHoQ0
――*――*――*――
7: ◆2YxvakPABs[saga sage]
2015/08/19(水) 23:45:32.18 ID:jRTVHHoQ0
「意見が平行線のままなら、この話はしないつもりだったが、今なら俺は全力でお前に協力する。来週こそが、新・安部菜々の初舞台だ」
「……」
8: ◆2YxvakPABs[saga]
2015/08/19(水) 23:46:13.22 ID:jRTVHHoQ0
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9: ◆2YxvakPABs[saga sage]
2015/08/19(水) 23:46:39.45 ID:jRTVHHoQ0
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10: ◆2YxvakPABs[saga]
2015/08/19(水) 23:47:07.24 ID:jRTVHHoQ0
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11: ◆2YxvakPABs[saga sage]
2015/08/19(水) 23:47:34.14 ID:jRTVHHoQ0
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12: ◆2YxvakPABs[saga sage]
2015/08/19(水) 23:48:04.75 ID:jRTVHHoQ0
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