7:名無しNIPPER[saga]
2015/09/24(木) 16:32:54.99 ID:VB0G/KlUo
「君も馬鹿だね」
深巫は僕の机に腰をかけたまま、
上体を前後に揺らしながら笑って僕を嘲る。
8:名無しNIPPER[saga]
2015/09/24(木) 16:34:33.15 ID:VB0G/KlUo
「君は妹さんが可愛くはないのか?」
「可愛いとは思うよ。客観的に見てあれは美人だ」
「そういう意味じゃない掃村。愛着とかそういう意味だ」
「ないよ。兄弟は他人の始まりって言うしね、
9:名無しNIPPER[saga]
2015/09/24(木) 16:38:00.83 ID:VB0G/KlUo
―――
僕の妹が狂っていると判明したのは、
はていつ位昔の事だったか僕は今一記憶に残っていない。
10:名無しNIPPER[saga]
2015/09/24(木) 16:41:40.46 ID:VB0G/KlUo
03.
「掃村」
11:名無しNIPPER[saga]
2015/09/24(木) 16:43:08.96 ID:VB0G/KlUo
「気ままだな、羨ましいとはおもわねえけど」
意味も無い呟きを唱えながら
廊下を渡り、購買前にでる階下への階段とは別の
12:名無しNIPPER[saga]
2015/09/24(木) 16:45:22.83 ID:VB0G/KlUo
意味ありげに言を濁す隣の友人に、
僕は何を言うでもなくいい加減目が痛み始めたのもあり
寝返りを打って横向きになることで答えた。
13:名無しNIPPER[saga]
2015/09/24(木) 16:46:55.16 ID:VB0G/KlUo
「俺ってさ、ちっちゃいじゃん?
高々170と数センチ程度な訳だ。
これが、まぁ大体平均だとするだろ?」
「うん」
14:名無しNIPPER[saga]
2015/09/24(木) 16:48:04.74 ID:VB0G/KlUo
「まぁ、なんでもいいけどさ。
人間って儚いって事だよ」
「それは同意だな。儚い、良い言葉だね」
「良い言葉とは、思わないけどな」
15:名無しNIPPER[saga]
2015/09/24(木) 16:49:07.24 ID:VB0G/KlUo
―――
「ほら、起きなさいよ掃村。もう放課後よ?」
16:名無しNIPPER[saga]
2015/09/24(木) 16:53:15.62 ID:VB0G/KlUo
ふむ。
ぶっちゃけ全くどういう事かわからないのだけれど、
しかし大神。大神郁瀬は僕のクラスの副委員長さんなので
色々と言ったらそりゃ色々あったりするのだろうと勝手に解釈させてもらう。
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