過去ログ - 速水厚志「ハッピーエンドを取り戻す」
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10:名無しNIPPER[saga]
2015/10/31(土) 21:07:03.72 ID:08xPns3X0


二番機、黄色い軽装甲の足元で、滝川は毛布にくるまっていた。

「……今日まで、本当にありがとうな」
以下略



11:名無しNIPPER[saga]
2015/10/31(土) 21:07:42.67 ID:08xPns3X0


夜風が木々を揺らす。

そこへ、何かが草木の中で動く異音が鳴った。
以下略



12:名無しNIPPER[saga]
2015/10/31(土) 21:09:14.49 ID:08xPns3X0


最後の一滴まで、涙を絞り出し、真っ赤に泣きはらした顔を、カーミラは無造作に腕でぐいとぬぐった。

「決めたわ。あなたたちは、わたしに精神操作され、敵に突撃する」
以下略



13:名無しNIPPER[saga]
2015/10/31(土) 21:10:16.54 ID:08xPns3X0


白みかけた空から、青白い翼を羽ばたかせ、天使のような姿の知性体が舞い降りた。

カーミラの腹心の、ライザである。
以下略



14:名無しNIPPER[saga]
2015/10/31(土) 21:11:37.75 ID:08xPns3X0

九月十四日 午前六時 阿蘇市街


廃墟と瓦礫だらけの死んだ町。
以下略



15:名無しNIPPER[saga]
2015/10/31(土) 21:12:08.21 ID:08xPns3X0

「へへっ、分かってるって。俺の可愛い軽装甲に傷なんてつけるかよ」

「ならいいけど。右からアンフィスが回り込もうとしてるぞ」

以下略



16:名無しNIPPER[saga]
2015/10/31(土) 21:13:31.91 ID:08xPns3X0


「邪魔だぁ!」

若宮が咆哮と共に、サブアームに抱えた二本の12、7ミリ機銃を掃射する。
以下略



17:名無しNIPPER[saga]
2015/10/31(土) 21:14:17.35 ID:08xPns3X0

「……ちっ」

舌打ちを一つし、神経を尖らせながら、身を伏せつつ走る来栖。
その後ろを、若宮も追従する。
以下略



18:名無しNIPPER[saga]
2015/10/31(土) 21:15:01.79 ID:08xPns3X0



 騎兵を兵と呼ぶのなら

以下略



19:名無しNIPPER[saga]
2015/10/31(土) 21:15:49.30 ID:08xPns3X0


歌が聞こえた気がした。
古臭い、忘れかけられた歌。

以下略



20:名無しNIPPER[saga]
2015/10/31(土) 21:16:15.16 ID:08xPns3X0

「待って!」

振り向くと、気の弱そうな少女が鵺型の雷電から降り立ったところ。さらにもう一人、狐型雷電からは衛生兵用のウォードレス、テンダーFOXを着込んだ少女も。

以下略



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