462: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/04/17(日) 22:54:32.62 ID:9cSMv6Rc0
  
   「誰が……」 
  
  
  その疑問は自然と口に出ていた 
463: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/04/17(日) 22:58:01.16 ID:9cSMv6Rc0
  
   「本当……なのか」 
  
  
  独り言か質問なのか自分でもわからない言葉が口からこぼれる 
464: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/04/17(日) 22:59:05.15 ID:9cSMv6Rc0
  
   「……状況はどうなっているのですか?」 
  
   
  頭が冷えてきたところで、再び質問を投げかける 
465: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/04/17(日) 23:01:35.23 ID:9cSMv6Rc0
  
  彼女の話を横で聞きながら海図に目を落とす 
  
  そこには地図の西端から横浜の港まで伸びる実線が引かれており、その中腹に大きなバツ印が付けられている 
  
466: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/04/17(日) 23:02:54.42 ID:9cSMv6Rc0
  
   「だが、その時点では現場は混乱を極めた」 
  
   「辛うじて把握した内容によると、第五艦隊の1名が重傷、それに刺激されたもう1名が特攻をしかける」 
  
467: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/04/17(日) 23:05:52.42 ID:9cSMv6Rc0
  
   「オレ達、いやオレだけでもいい!」 
  
   「始末書を書けってなら、後で何枚でも書いてやる」 
  
468: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/04/17(日) 23:11:26.65 ID:9cSMv6Rc0
  
  しかし、その目論見は大きく外れた 
  
  大尉はカッと目を見開くと、椅子が倒れるのもお構いなしに立ち上がり、 
  
469: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/04/17(日) 23:17:18.91 ID:9cSMv6Rc0
  
   「普段の状況ならば、言われずとも救出に向かっている」 
  
   「だが、今はそんなことが出来る状況ではない」 
  
470: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/04/17(日) 23:33:20.66 ID:9cSMv6Rc0
  
   「今、貴様が見たのがここの現状だ」 
  
   「もう私から聞き出せるような情報は無いはずだ」 
  
471:名無しNIPPER[sage]
2016/04/18(月) 23:15:34.41 ID:R9Vl8m/p0
 君嶋特務少尉は、縁ありし艦娘を助ける事は出来るのか……次回を待て 
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