31:名無しNIPPER[sage saga]
2016/02/10(水) 06:03:37.41 ID:/p0Ll9udO
「うーん……あれ?」
32:名無しNIPPER[saga sage]
2016/02/10(水) 06:04:42.53 ID:/p0Ll9udO
「う……うわ!」
33:名無しNIPPER[sage saga]
2016/02/10(水) 06:06:36.27 ID:/p0Ll9udO
「……はっ!」
34:名無しNIPPER[saga sage]
2016/02/10(水) 06:08:30.55 ID:/p0Ll9udO
「私たちって、アンパンマンのことなにも知らないのかもしれないわね」
「えっ?」
35:名無しNIPPER[sage saga]
2016/02/10(水) 06:09:50.78 ID:/p0Ll9udO
僕の拳がジャムおじさんに届くまでの一瞬、寝室の窓ガラスが割れて誰かが飛び込んでくる音が聞こえた。
そして、飛び込んできた人は僕の腕をつかんで、僕を思いっきり投げ飛ばした。
「アンパンマン!なにをしてるんだ!」
36:名無しNIPPER[saga sage]
2016/02/10(水) 06:12:25.71 ID:/p0Ll9udO
「僕は……」
僕は、なにをしているんだろう。
37:名無しNIPPER[sage saga]
2016/02/10(水) 06:14:59.91 ID:/p0Ll9udO
ここからでも、ばいきんまんが青ざめている様子が見えた。
ばいきんまんは強がって鼻を鳴らして、どこかへ飛んでいってしまった。
「カレーパンマン、それってどういうこと?」
38:名無しNIPPER[saga sage]
2016/02/10(水) 06:16:21.41 ID:/p0Ll9udO
「ジャムおじさん……!」
39:名無しNIPPER[sage saga]
2016/02/10(水) 06:18:16.65 ID:/p0Ll9udO
「あぶない!」
40:名無しNIPPER[saga sage]
2016/02/10(水) 06:20:48.91 ID:/p0Ll9udO
そう言って、ロールパンナちゃんは掛け声と共に、街をぼろぼろに壊していった。
瓦礫が飛び交う中、逃げ惑う人はみんな怯えた顔をして、助けを待っている。
彼らは僕らほど強くないから、だから僕らが守ってあげなきゃいけないんだ。
41:名無しNIPPER[sage saga]
2016/02/10(水) 06:22:10.51 ID:/p0Ll9udO
「メロンパンナ……」
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