過去ログ - 提督「傑作だなぁオイ。笑えるぜ」
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6: ◆cDyTypz3/.[saga]
2016/08/26(金) 20:38:18.66 ID:J1uwhgey0
 飛鷹「最大高度を飛んでも被害は免れないわね」 
  
 低めの声で、飛鷹が提督を見て言う。 
  
 提督「それは・・・」 
7: ◆cDyTypz3/.[saga]
2016/08/26(金) 20:40:01.09 ID:J1uwhgey0
 皆が首を縦に振る。 
  
 提督「作戦名は天日作戦。天照大神様と日本を守るための作戦にふさわしい名前だな」 
  
 五月雨「神様を私たちが守るって、とんでもなく罰当たりな発言な気がすると思うんですけど」 
8: ◆cDyTypz3/.[saga]
2016/08/26(金) 20:41:06.91 ID:J1uwhgey0
 武蔵「いや、大丈夫だぞ提督。枕なら最高のものがある。世の男でこれで安眠できないやつはいない」 
  
 提督「胡散臭いな・・・。どんなやつなんだ?」 
  
 武蔵「ずばり」 
9: ◆cDyTypz3/.[saga]
2016/08/26(金) 20:41:53.70 ID:J1uwhgey0
 大和「私が来るとは思いませんでしたか?」 
  
 提督「来てもおかしくはないと思ってはいたが、俺はお前の参加を許した伊藤元帥の真意を問い質したいところだ」 
  
 大和「一度は裏切った仲ですもんね」 
10: ◆cDyTypz3/.[saga]
2016/08/26(金) 20:42:48.26 ID:J1uwhgey0
 どんなに言い繕っても言い訳にしか聞こえないのだとその言葉で思い知らされた。 
  
 「十年だ。わかるか?十年だよ。何人の艦娘が死んだ?数えてないか?味方が死んでいくのは愉快だったか?」 
  
 遅れてその言葉を思い出す。 
11: ◆cDyTypz3/.[saga]
2016/08/26(金) 20:43:35.39 ID:J1uwhgey0
 後悔しながら、提督が向かった方向を眺めた。 
  
 提督が五月雨とまた夫婦漫才をしている。 
  
 陸奥が提督に詰め寄ろうとする五月雨に絡んでいて、さっきまで武蔵を止めていた長門が今度は陸奥を止めている。 
12: ◆cDyTypz3/.[saga]
2016/08/26(金) 20:44:54.72 ID:J1uwhgey0
 横須賀は伊藤の臆病さを知ってたからいいとして。 
  
 十三湊は・・・、言うまでもないし。 
  
 ・・・。 
13: ◆cDyTypz3/.[saga]
2016/08/26(金) 20:46:15.47 ID:J1uwhgey0
 一四三二。追浜海軍航空基地。 
  
 キ105が着陸した。 
  
 プロペラの風が滑走路に吹き荒ぶ中、中から艤装を乗せた車が吐き出される。 
14: ◆cDyTypz3/.[saga]
2016/08/26(金) 20:47:25.56 ID:J1uwhgey0
 一方。補給艦隊。 
  
 速吸「ぐぇぇ、重いです・・・」 
  
 五月雨達にとっては巡航速度でも補給艦の速吸にとっては全力疾走。なかなか辛いらしい。 
15: ◆cDyTypz3/.[saga]
2016/08/26(金) 20:48:42.73 ID:J1uwhgey0
 大和「彼女たちは良くも悪くも自分の性能を知っていますから。相手が水平爆撃をしてきても、それは被害を減らすための方策だと早 
 合点してくれる可能性もあります」 
  
 長門「それはあるかもしれないが・・・」 
  
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