6:名無しNIPPER[saga]
2016/09/17(土) 18:24:43.18 ID:RBrPvO4M0
 「おもいでがおりかーさなーってくー♪」 
  
  みくは、歌い始めた。 
  
 「ひーとーりでーさーみしかーったときにもーあなたはいつもー♪」 
7:名無しNIPPER[saga]
2016/09/17(土) 18:25:30.87 ID:RBrPvO4M0
 「……どうやった?」 
  
  みくの言葉に、私は「にゃあ」と答えた。 
  
  素晴らしかった。 
8:名無しNIPPER[saga]
2016/09/17(土) 18:26:23.54 ID:RBrPvO4M0
  
 4 
  
  それから。 
  
9:名無しNIPPER[saga]
2016/09/17(土) 18:26:55.30 ID:RBrPvO4M0
  
 5 
  
 「――おばちゃん!」 
  
10:名無しNIPPER[saga]
2016/09/17(土) 18:27:33.78 ID:RBrPvO4M0
  
 6 
  
  何の前兆もなかった。喧嘩も何もしていなかった。大きなイベントは何もなかった。 
  
11:名無しNIPPER[saga]
2016/09/17(土) 18:28:01.19 ID:RBrPvO4M0
 「……ぐすっ」 
  
  みくが泣いている。 
  
  その隣に、ミケがいた。みくに寄り添うようにして、ミケはみくの隣にいた。 
12:名無しNIPPER[saga]
2016/09/17(土) 18:28:33.29 ID:RBrPvO4M0
  
  
  ――なら、ミケは? 
  
  
13:名無しNIPPER[saga]
2016/09/17(土) 18:29:39.03 ID:RBrPvO4M0
 「にゃあ」 
  
  ミケが鳴いて、みくから離れた。 
  
 「あっ……」 
14:名無しNIPPER[saga]
2016/09/17(土) 18:30:29.33 ID:RBrPvO4M0
  
 7 
  
  十年後。 
  
15:名無しNIPPER[saga]
2016/09/17(土) 18:31:01.10 ID:RBrPvO4M0
  
 8 
  
  大阪。とあるお好み焼き屋。 
  
16:名無しNIPPER[saga]
2016/09/17(土) 18:31:43.19 ID:RBrPvO4M0
 終わりです。ありがとうございました。 
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