33:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/28(水) 22:17:21.58 ID:Hhhi1HzW0
希「今日は楽しくなりそうやね」
多くの不安が混ざり合った内心が、顔に表れていたのかもしれません
34:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/28(水) 22:18:18.21 ID:Hhhi1HzW0
花陽「リーダーとして責任を感じてるのかなあ」
希「もちろんそれもあると思う。でも一番の理由はそうやない──花陽ちゃんに、自分と同じようなつらい想いをしてほしくないからやと思うんよ」
花陽「…………」
35:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/28(水) 22:19:45.00 ID:Hhhi1HzW0
希「つらいことがあるんなら、いつでも相談してくれてええんやからね……さっ、それじゃあうちらも行こ。もたもたしてると置いてかれるよ」
花陽「あっ、待ってよ希ちゃん」
36:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/28(水) 22:20:38.29 ID:Hhhi1HzW0
/12
最初に訪れた場所はにこちゃんの提案通り、カラオケでした。
にこ「今日は久々に全員集合の息抜きだということでぇ、部長こと、この矢澤にこにーが記念すべき一曲目を──」
37:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/28(水) 22:21:38.59 ID:Hhhi1HzW0
にこ「思ーい出を裏切るならっ!こーの宇宙(そら)を抱いて輝くっ、少年よ神話になれっ!」
穂乃果「おおっ、にこちゃん上手!」
38:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/28(水) 22:22:46.14 ID:Hhhi1HzW0
イントロが流れ出すと、部屋の中がざわつき始めました。
どうやら絵里ちゃんが歌う曲も、みんな知っているようです。
39:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/28(水) 22:23:34.76 ID:Hhhi1HzW0
/13
他に具体的な案が出なかったため、一悶着あったものの、結局ゲームセンターに行くことになりました。
にこ「アイドルなら、ありとあらゆる分野で活躍するための適応力が求められるわ。特にこのゲームセンターにはいろんな種類のゲームがあるから、試すにはうってつけってわけ」
40:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/28(水) 22:24:50.01 ID:Hhhi1HzW0
時間はいっぱいあったので、私達は一旦、にこちゃんの企みに付き合うことになりました。
ゲームの筐体を視る限りでは、ステップを踏む台が用意されているので、にこちゃんは音ゲーをやらせたいのだと思います。
41:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/28(水) 22:25:38.46 ID:Hhhi1HzW0
にこちゃんなりの気の遣い方が微笑ましくて思わず吹き出してしまいそうでしたが、ここはありがたく先にやらせてもらうことにします。
うわー、いっぱい曲があってどれにすればいいか悩むなあ。
クリアするだけなら、なるべく簡単な曲の方がいいんだけど──
42:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/28(水) 22:26:22.35 ID:Hhhi1HzW0
よし、ちょっとでも期待に応えるために頑張ろう。
深呼吸して肺の中の空気を入れ替え、集中する。
──やっぱり難しいんだろうなあ。
43:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/28(水) 22:27:13.32 ID:Hhhi1HzW0
真姫「しかも初見なんでしょ、これ」
絵里「花陽……ハラショー」
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