過去ログ - 花陽「死を視ることができる眼」
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47:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/28(水) 22:31:04.68 ID:Hhhi1HzW0
花陽「まずは……100キロくらいでいいかな」


みんなにばれないよう、少しずつ球速を上げていきます。

以下略



48:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/28(水) 22:31:56.57 ID:Hhhi1HzW0
それこそ、ヒット級の球なんて五本に一本ぐらい。

球威に押されているのか、手がしびれて握力がなくなってきた感じもします。

ということは、つまり────
以下略



49:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/28(水) 22:32:53.25 ID:Hhhi1HzW0
花陽「っ──!」


ゆったりした速度で迫って来る白球に、全力のスイングをぶつけます。

以下略



50:名無しNIPPER
2016/12/28(水) 22:32:54.88 ID:1rnj1VmZo
imgur.com




以下略



51:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/28(水) 22:33:56.03 ID:Hhhi1HzW0
叩き付けられたボールは天井まで跳ね上がると、数回バウンドして転がっていきました。


希「大根切り?」

以下略



52:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/28(水) 22:34:56.04 ID:Hhhi1HzW0
/15
絵里ちゃんは私がバッティングセンターで犯した失態について、厳しく叱りました。

一歩間違えれば大怪我をしていたかもしれませんから、絵里ちゃんが怒るのも無理ありません。

以下略



53:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/28(水) 22:35:46.50 ID:Hhhi1HzW0
指摘されて、はっとなりました。

無意識の内に重ねていることに気がついて、すぐに指を離しました。

長い付き合いなだけあって、凛ちゃんは私のことをよく知っています。
以下略



54:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/28(水) 22:36:37.30 ID:Hhhi1HzW0
凛「ほら、今度は顔に出た」

花陽「か、隠し事なんてしてない」

凛「それも嘘!ねえ、どうしてホントのこと言ってくれないの?話してくれれば相談にだって乗るし、かよちんのためならなんだってするよ!」
以下略



55:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/28(水) 22:37:21.89 ID:Hhhi1HzW0
/16
あてもなく街をふらついていると、次第に夜の闇が深くなってきました。

もうとっくに家に帰ってないといけない時間だけど、今日はどこにも帰りたくありません。

以下略



56:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/28(水) 22:38:17.79 ID:Hhhi1HzW0
人の波を最短ルートで抜け、全速力で走ります。アドレナリンの影響からか、身体の疲れなんて感じない。

どこまでだって走って行ける。


以下略



57:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/28(水) 22:39:13.30 ID:Hhhi1HzW0
ブラックの缶コーヒー?

ゴミだとしたら、ゴミ箱に捨てないと──

あとで回収するつもりで地面に置くと、スマホの光に照らされて、先にあるものがちょっとだけ視えました。
以下略



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