過去ログ - 無尽合体キサラギ
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55:名無しNIPPER[saga]
2017/01/21(土) 20:30:22.54 ID:JL8wN2Aao
ヒビキ「神殿の宝を? まさか、そんなことできるわけないよ」

タカネ「それでもやってもらわないと困ります。
    高貴なるハルシュタインが、それを欲しているのです。
    拒否はできません、許しません、聞く耳さえもちません」
以下略



56:名無しNIPPER[saga]
2017/01/21(土) 20:32:48.01 ID:JL8wN2Aao
タカネの微笑みは一層深くなり、
張り詰めた空気さえなければ
その光景は二人の少女が友情を確かめ合った場面にも見えただろう。
しかし今は、お互いが放つ気配があまりにも剣呑すぎた。

以下略



57:名無しNIPPER[saga]
2017/01/21(土) 20:35:24.64 ID:JL8wN2Aao
ヒビキはもう一度「ごちそうさま」とだけ言い残し、
アニマルロボたちを促しながら部屋の壁へと進んだ。
まるで手がかりのない出入り口を探すのに手間取るかと、
密かに心配だったヒビキだが、
真っ直ぐ進めば丁度正面の扉がタイミングよく開いてくれた。
以下略



58:名無しNIPPER[saga]
2017/01/21(土) 20:36:18.47 ID:JL8wN2Aao



ハルシュタイン「結果的に、アニマの秘宝の正体は分からずじまいか……」

以下略



59:名無しNIPPER[saga]
2017/01/21(土) 20:37:34.15 ID:JL8wN2Aao
銀河聖帝――それは本来タカネが受け継ぐはずだった宇宙最高位の称号。
だがそれが今タカネの名の上に届かないのは、
称号が平安を約束するべき惑星がハルシュタインによって滅ぼされたからに他ならない。

タカネ「銀河聖帝の位も地に堕ちました。今や一軍を率いる将でありませんから」
以下略



60:名無しNIPPER[saga]
2017/01/21(土) 20:38:35.91 ID:JL8wN2Aao
ハルシュタイン「しかし……イオリは面白いやり方を見せてくれているぞ」

タカネ「イオリ……? 確か、地球という辺境惑星を攻めていると聞きましたが……」

ハルシュタイン「自ら目覚めてくれるのであれば、
以下略



61:名無しNIPPER[saga]
2017/01/21(土) 20:40:03.09 ID:JL8wN2Aao



地球。
その一国である日本の地に突如降って沸いた厄災――
以下略



62:名無しNIPPER[saga]
2017/01/21(土) 20:41:19.15 ID:JL8wN2Aao
前回の戦闘のあと、キサラギは暫定的に地球防衛軍の管理下に置かれることとなった。
蒼い鳥を介して祖父に相談すれば、
キサラギをいじくりまわされることは面白くないが、
実は置き場所にも困っているので好きにさせろ、との答えが返ってきた。

以下略



63:名無しNIPPER[saga]
2017/01/21(土) 20:42:18.81 ID:JL8wN2Aao
マミ「また、キラブレの出番って、あるのかな?」

下足箱の前で呟くように漏れたマミの言葉を、
双子の妹は生徒たちの喧騒の中でも聞き逃すことはなかった。

以下略



64:名無しNIPPER[saga]
2017/01/21(土) 20:46:21.82 ID:JL8wN2Aao
アミ「爺ちゃんも都合のいい時にしか喋ってくれないしさぁ。
  ていうかどこにいるんだよ爺ちゃん! 孫に戦わせといて、自分は何やってんの!」

マミ「教えてくれないもんねー、いくら聞いても。
  お前たちに危害が及ぶかもしれんから、とか言っちゃって」
以下略



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