77:名無しNIPPER[saga]
2017/01/21(土) 21:33:26.42 ID:JL8wN2Aao
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アズサ「あなたたち……一体、何が目的なの……?」
78:名無しNIPPER[saga]
2017/01/21(土) 21:34:38.26 ID:JL8wN2Aao
と、そんな女性の背後に進み出てくる黒服がいた。
黒服「……エージェントスノー」
小声でそう呼び、黒服は耳打ちするべくさらに近付こうとした。
79:名無しNIPPER[saga]
2017/01/21(土) 21:35:08.87 ID:JL8wN2Aao
今日はこのくらいにしておきます
続きは多分明日の夜投下します
80:名無しNIPPER[saga]
2017/01/22(日) 21:07:40.53 ID:B51TMD9so
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昼食を終え、アミたちが戻った教室は、ざわざわと戸惑いの空気に満たされていた。
時計が午後一時をまわった現在になっても昼休み終了のチャイムは鳴らず、
81:名無しNIPPER[saga]
2017/01/22(日) 21:08:47.91 ID:B51TMD9so
そこに居たのは見知らぬ黒服の男たち。
ドカドカと足を鳴らせて侵入してきた彼らの行動は機敏だった。
五人程度が教室に入ったところで、
二つある出入り口とベランダへの出口の前に一人ずつが立ち、
残った者は教壇と、教室の後ろに立った。
82:名無しNIPPER[saga]
2017/01/22(日) 21:09:40.99 ID:B51TMD9so
放送の声が終わるのを待たず、校舎全体がどよめきに揺れた。
悲鳴や怒声も、その中に少なからず混じっている。
スノー『静かに。以後、勝手に声を上げることは私たちへの反抗とみなします。
反抗を確認した際は――』
83:名無しNIPPER[saga]
2017/01/22(日) 21:10:48.49 ID:B51TMD9so
黒服は、同じことをしろと言わんばかりに顎をしゃくり上げる。
そうして、生徒たちは恐る恐る立ち上がり始めた。
ヤヨイもそれに倣う中、すぐ隣ではアミとマミが何やら合図を送りあっていた。
それに気付いて振り向いたヤヨイに、
マミが唇に人差し指を置いて声を潜めることを求めてくる。
84:名無しNIPPER[saga]
2017/01/22(日) 21:12:52.47 ID:B51TMD9so
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体育館は静まり返っていた。
学園の職員、生徒ら全員が一箇所に集められたというのに、その静寂は異様だった。
85:名無しNIPPER[saga]
2017/01/22(日) 21:14:30.88 ID:B51TMD9so
スノー「『キサラギ』。
私たちのロボットを破壊したあのロボットを、こちらに渡してください」
スノーが会話していたのは、
地球防衛軍総本部に設けられた対策室の一席に座る本部長その人だった。
86:名無しNIPPER[saga]
2017/01/22(日) 21:15:51.11 ID:B51TMD9so
まず情報が決定的に少ない。
月の涙、怪ロボット、その目的、その性能。
そしてそれらの元締めとなる黒い月という者たちの正体とは一体――
スノー「私たち黒い月とは、ハルシュタイン閣下直属、
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