過去ログ - 穂乃果「行くよ!リザードン!」
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948:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 21:29:18.46 ID:ha7ZcpN9o
デンジュモクは電気を食らう。

普通の生物の背にあたる部位にはコンセントのような器官が付随していて、それを地に突き刺せば周囲から電力を強力に吸い上げることができる。
物理現象で見ればまるで意味不明なレベルでの吸引を行なっているのだが、異世界からの来訪者UBたちに常識は通用しない。

以下略



949:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 21:29:47.37 ID:ha7ZcpN9o
やれやれと肩を竦める聖良に、千歌はほんのりとドヤ顔気味。
そしてすっと、重心を沈めて戦闘態勢へ。


千歌「これでも結構ちゃんと見てるんだよ。それじゃあ、私も…」
以下略



950:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 21:30:23.19 ID:ha7ZcpN9o
自爆とは言っても本当にぐちゃりと弾けるわけではない。
どんなポケモンでも体内に有している生体エネルギー、それを暴走させて爆発を引き起こすのが自爆技だ。

ただ威力は掛け値なし、爆発の衝撃に空を舞ったベロベルトとデンジュモクは川岸へと打ち上げられている。
デンジュモクはその電撃を発する力に生物として能力を大きく割り振ったUB。火力は高いが防御性はそれほどでもない。
以下略



951:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 21:30:56.82 ID:ha7ZcpN9o
聖良(慌てるな、まだ大丈夫)


ウツロイドは“ステルスロック”を撒いただけ、ダメージを疲労もなし。
無論ヒードランも健在、驚かされたがここは攻め時。
以下略



952:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 21:31:28.66 ID:ha7ZcpN9o
果南「え、千歌もロクノに行くの?じゃあ…この子を貸しとくよ」

千歌「へ…いいの!?」


以下略



953:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 21:32:01.75 ID:ha7ZcpN9o
ギャラドスが姿を見せた瞬間、聖良は火炎の収束を打ち切り、ヒードランへと即座の“マグマストーム”の令を下していた。
紅蓮の溶岩は膨れ上がり、千歌とメガガルーラへと襲いかかる!

だが千歌はすぐさま、ギャラドスへと“たきのぼり”の指示を。
果南のギャラドスはその長体を猛らせ、川面から跳ね上がって膨大な水を“マグマストーム”へと浴びせかけた。
以下略



954:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 21:32:44.77 ID:ha7ZcpN9o
聖良(負けたら、負けたらどうなるの?私はまた牢獄へ…いや、もっと悪い場所かもしれない)

聖良(理亞は、理亞もあんな場所へ…?嫌だ…!そんなのは駄目、絶対に駄目よ!)

聖良(……落ち着いて、鹿角聖良。まだ負けが決まったわけじゃない。落ち着いて覆せ。
以下略



955:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 21:33:15.57 ID:ha7ZcpN9o
普段なら、劣勢にも冷静でいられたはずだ。

ツバサたちは合理主義者。部下という貴重な人材を切り捨てたことは一度もない。
向いていない人間を配置換えすることはあるが、損失になる無駄な粛清は決して行わない。
そんな恐怖政治を敷かずとも、統率できるだけのカリスマがツバサにはあるからだ。
以下略



956:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 21:33:52.66 ID:ha7ZcpN9o
千歌「な、に…これ…っ?!」


千歌は足に、何かものすごいダメージを与えられたとだけ認識している。
例えようにも例えられない、こんな痛みは今までに味わったことがない。
以下略



957:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 21:34:21.05 ID:ha7ZcpN9o
ウツロイドからの攻撃に、ギャラドスは苦悶の呻きを轟かせている。
いくら果南の準エースとは言え、UBからのタイプ一致、それも相性不利の一撃。
落とされこそしていないが、動きが鈍り…そこへ聖良はもう一撃を!


以下略



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