魔法使いに遭えなかった灰被り
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6: ◆Q/Ox.g8wNA[sage saga]
2016/05/29(日) 04:29:53.40 ID:TSoDzUbO0
居心地悪くカウンターの端に座り、礼儀正しく話しかけてきた初老のバーテンダーに社長の名刺を見せ要件を告げると、
バーテンダーはしばらくお待ちください、と慇懃に一礼して何かお作りしますか、と俺に尋ねてきた。


普段通っている飲み屋の注文の常識が全く通用しそうにないので、苦し紛れに、
以下略 AAS



7: ◆Q/Ox.g8wNA[sage saga]
2016/05/29(日) 04:30:25.22 ID:TSoDzUbO0
そんな全く酔えない酒盛りを重ねていると、後ろの方から待たせたね、と言う重々しい声が聞こえて来た。


振り向くと、そこには高級そうな仕立てのダブルのスーツに身を包んだ太めの老紳士が、
隣に眼鏡の素敵な知的な美女を連れて立っていた。
以下略 AAS



8: ◆Q/Ox.g8wNA[sage saga]
2016/05/29(日) 04:31:03.87 ID:TSoDzUbO0
言い訳させて貰えるならば、彼女の笑顔が何故か俺にとても親しみやすい、どこか懐かしい人間に会えた様な、そんな笑顔に
見えた、と言うのはあまりにも節操がなさすぎるだろうか。


俺と言う人間がこんなにも美女に弱いというのは新鮮な驚きではある。
以下略 AAS



9: ◆Q/Ox.g8wNA[sage saga]
2016/05/29(日) 04:31:33.39 ID:TSoDzUbO0
それにしても驚いた。 


世紀の大発明と言われ、世界中にニュースを振りまき、今でも超一線の研究の第一人者が
こんなにも若くて、しかも美女だとは。
以下略 AAS



10: ◆Q/Ox.g8wNA[sage saga]
2016/05/29(日) 04:32:17.72 ID:TSoDzUbO0
本社社長が完全に姿を消すと博士は俺に向き直り、

「久しぶり…ではないのね、はじめまして。…ふふっ、何時も思うけど何だか変な感じね」

と、いたずらっぽく微笑んだ。
以下略 AAS



11: ◆Q/Ox.g8wNA[sage saga]
2016/05/29(日) 04:33:13.20 ID:TSoDzUbO0

「まず、私は今、別の世界を観測出来る装置を研究しているの」

「はい…確か、限定的ながら成功して、パラレルワールドの観測に成功、ノーベル賞をお取りになったとか…」

以下略 AAS



12: ◆Q/Ox.g8wNA[sage saga]
2016/05/29(日) 04:33:55.73 ID:TSoDzUbO0
「ア、アイドル…ですか。。」

「やっぱりおかしいわよね、私がアイドルなんて…」

博士は顔を真っ赤にして俯いてしまった。
以下略 AAS



13: ◆Q/Ox.g8wNA[sage saga]
2016/05/29(日) 04:34:24.71 ID:TSoDzUbO0

「俺が、アイドルのプロデューサー…何だか想像もつかないですが…」

「私だってそうよ、あんな近い世界に自分がアイドルになってる可能性があるなんて」

以下略 AAS



14: ◆Q/Ox.g8wNA[sage saga]
2016/05/29(日) 04:34:58.08 ID:TSoDzUbO0
確かに興味深い話だ。 

別の世界の自分が明らかに自分より幸せそうに暮らしている。 
違いが何か気になるのは人のサガと言うものだろう。

以下略 AAS



15: ◆Q/Ox.g8wNA[sage saga]
2016/05/29(日) 04:36:19.47 ID:TSoDzUbO0
「曲がりなりにも一つの世界を観測するのだから、自分一人だけの手じゃ足りなくなって来たの。
でも、別世界とは言え、自分の周りの行動をプロジェクトのスタッフに見られるのは流石に抵抗があって…」

確かに。

以下略 AAS



16: ◆Q/Ox.g8wNA[sage saga]
2016/05/29(日) 04:36:55.04 ID:TSoDzUbO0
「こっちの世界でも成功している人は問題なかったのよ…、


「へぇ、あっちの世界でも同じ様な会社設立してんだね、まあ負けてる気はしないけど」
「アイドルですか…モデルとして長年やってますけど、こんな世界も素敵ですね…。」
以下略 AAS



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