92:私の友達は、変わらず女の子でした ◆uFgKAeBDKs[sage saga]
2016/08/09(火) 18:08:48.72 ID:IF7t6qkEO
和♂「そうですね……こうして隣を歩いているだけなのに、前よりずっと咲さんが遠いです」
和♂「でも、どれだけ身体の距離が離れても、心の距離は変わりません。私たちは……友達、ですから」
93:私の友達は、変わらず女の子でした ◆uFgKAeBDKs[sage saga]
2016/08/09(火) 18:10:49.37 ID:IF7t6qkEO
物事に白黒ハッキリさせることは、必ずしも正しいとは思えないけれど、それでもどうしてもグレーではいられない事だって、きっとあるんだ。
この前まで女の子で、でも今は男の子になっちゃって。でも、心の形なんてわかるはずもなく。
94:私の友達は、変わらず女の子でした ◆uFgKAeBDKs[sage saga]
2016/08/09(火) 18:13:16.98 ID:IF7t6qkEO
私のカーディガンを見て、和ちゃんに似合いそうな服を想像しながら一緒にお店を巡って。
たまーに小物屋さんで、綺麗なアクセサリーなどを物色していると、あっという間に時間が過ぎ去っていく。
95:私の友達は、変わらず女の子でした ◆uFgKAeBDKs[sage saga]
2016/08/09(火) 18:15:37.01 ID:IF7t6qkEO
店員「いらっしゃいませ〜」
カランコロン、という鈴の音と共に、店員さんの声が聞こえて来た。
目の前に広がるフリルの嵐に卒倒する。
96:私の友達は、変わらず女の子でした ◆uFgKAeBDKs[sage saga]
2016/08/09(火) 18:18:23.00 ID:IF7t6qkEO
咲「じゃあ、ちょっと合わせてみようよ」
和♂「えっ、ですが…私じゃ、きっと似合いませんよ…」
97:私の友達は、変わらず女の子でした ◆uFgKAeBDKs[sage saga]
2016/08/09(火) 18:24:06.20 ID:IF7t6qkEO
和♂「結局、一着買ってしまいました」
咲「でも似合ってるんだし、欲しいんだからいいと思うよ? 出会いは一期一会だし」
98:私の友達は、変わらず女の子でした ◆uFgKAeBDKs[sage saga]
2016/08/09(火) 18:25:31.64 ID:IF7t6qkEO
二人で両手にいくつかの紙袋を下げながら、ゆっくり駅の帰り道を歩く。
和♂「やっぱり、お買い物って楽しいですね。これから増えていく男子との交流では、あまりないでしょうし」
99:私の友達は、変わらず女の子でした ◆uFgKAeBDKs[sage saga]
2016/08/09(火) 18:47:05.60 ID:IF7t6qkEO
赤信号。
足を止め、夕暮れをぼうっと見上げる。
咲「……やっぱり不安、なの?」
100:私の友達は、変わらず女の子でした ◆uFgKAeBDKs[sage saga]
2016/08/09(火) 18:52:57.17 ID:IF7t6qkEO
和♂「……やっぱり私、変なんですよ…」
咲「……え?」
101:私の友達は、変わらず女の子でした ◆uFgKAeBDKs[sage saga]
2016/08/09(火) 18:58:20.63 ID:IF7t6qkEO
咲「和ちゃん。……別に、無理しなくてもいいんだよ?」
和♂「え……?」
227Res/207.27 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20