【オリジナル】「治療完了、目をさますよ」2【長編小説】
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129
:
天音
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2017/05/23(火) 16:38:48.44 ID:roP5EhAm0
「それが……」
彼女はわななく手で床に爪を立てた。
「それが医者のやることなの……?」
以下略
AAS
130
:
天音
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2017/05/23(火) 16:39:22.07 ID:roP5EhAm0
「…………」
「俺はこれから君を殺す。その後ボタンを押す。君が俺を殺さない限り、俺はそれを実行する」
カラカラと空調の音が響いた。
ジュリアは震える手でハンドガンを拾い上げ、立ち上がった。
以下略
AAS
131
:
天音
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2017/05/23(火) 16:39:52.20 ID:roP5EhAm0
◇
「…………」
タバコをくゆらせたスーツ姿の男性が、苦々しげな顔で施術室の中に立っていた。
以下略
AAS
132
:
天音
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2017/05/23(火) 16:40:33.92 ID:roP5EhAm0
「こちらの男性を射殺してから、自殺したようですね……現場の検証を詳しくしないと、断言はできませんが……」
「警部!」
そこで息を切らせて別の刑事が飛び込んできた。
彼は血溜まりを踏み越えて近づくと、警部と呼んだ男に何事かを囁いた。
以下略
AAS
133
:
天音
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2017/05/23(火) 16:41:00.00 ID:roP5EhAm0
そこで彼は、血溜まりの中に紙切れが落ちているのを目にした。
さり気なく身をかがめてそれを拾い上げ、血をスーツで拭ってポケットに突っ込む。
そして彼は、火のついたタバコを携帯灰皿に押し込んで、蓋を締めた。
その視線が、圭介が吸って踏みにじったタバコに落ちる。
以下略
AAS
134
:
天音
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2017/05/23(火) 16:41:30.93 ID:roP5EhAm0
◇
「高畑が……殺された……?」
愕然として大河内は、携帯電話の向こうに震える声を発した。
以下略
AAS
135
:
天音
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2017/05/23(火) 16:42:08.09 ID:roP5EhAm0
そして腹の傷を手で抑えながら、掠れた声を発する。
「……分かった。関東赤十字病院はどうなった……?」
『病院内に爆弾が仕掛けられているという話があり、一時騒然となりましたが……デマだったようです。爆弾は発見されず、通常通り、今は稼働しています。報道機関への抑制も完了しています』
「…………」
以下略
AAS
136
:
天音
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2017/05/23(火) 16:42:46.93 ID:roP5EhAm0
沖縄赤十字病院の地下、マインドスイープ用の施設だった。
このエリアは、外部からのマインドジャックを妨害する効力がある。
ここにいる限り、テロリストの干渉を受ける心配はないが……反対に、こちらから手出しをすることもできなかった。
マインドスイープのネットワークに接続した瞬間、ハックされる危険性があるからだ。
以下略
AAS
137
:
天音
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2017/05/23(火) 16:44:01.35 ID:roP5EhAm0
「ドクター大河内、お電話です」
「何だ? 関東赤十字からか?」
なぜ自分の携帯によこさない、と疑問が頭をよぎった所で、看護師が戸惑いの表情を浮かべて携帯を大河内に渡した。
以下略
AAS
138
:
天音
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2017/05/23(火) 16:44:33.46 ID:roP5EhAm0
『随分出るのに時間がかかったじゃないか』
淡々とした声を受け、大河内は奥歯を噛み締めて、言葉を絞り出した。
「坂月君……」
以下略
AAS
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