鷺沢文香「アッシェンプッテルの日記帳」
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3: ◆ao.kz0hS/Q[sage saga]
2017/10/07(土) 23:49:17.91 ID:mxDxIcFa0
本当はあの時からずっと分かっていたのに。
『ソレ』を認めると自分の醜悪な歪さに気付いてしまうから。

目を背けて、自分は不運なだけの普通の人間だと、そう安心するための根拠を探していたのです。

以下略 AAS



4: ◆ao.kz0hS/Q[sage saga]
2017/10/07(土) 23:50:28.85 ID:mxDxIcFa0

自分の歪さを認めてしまえば、あとはもう簡単でした。
胸の裡の黒い衝動にこの身を放り投げ、惰性に任せて転がり落ちるだけでした。
普段どれだけ華やかな衣装で飾られて羨望と賞賛の言葉を受けていたとしても、その正体はただの下卑た倒錯者だったのです。
であれば、体に散らばるもどかしさの総てを下腹部の熱にくべてしまうのは必定でしょう。
以下略 AAS



5: ◆ao.kz0hS/Q[sage saga]
2017/10/07(土) 23:52:03.35 ID:mxDxIcFa0
逡巡と呼べるものがあったのかはもう分かりません。
ただ、毛布の幻影の隙間から漏れ出てくる艶やかな吐息は、まるで私を嘲笑いながらも誘っているように聞こえて…。

私は越えました。

以下略 AAS



6: ◆ao.kz0hS/Q[sage saga]
2017/10/07(土) 23:53:46.78 ID:mxDxIcFa0

ですが翌日の夕方自室に帰ってくると、惨めさに自己嫌悪したことなど綺麗さっぱり忘れてしまったかのように、自然に右手を秘所に伸ばしている自分を発見しました。
数万の文字を追うまでもなく、あの夜を思い出しながら右手を動かすだけで、愛も怒りも悲しみも欲望も諦観もカタルシスも味わえるのですからね。
やらない方が不自然とまで考えていたかもしれません。
初心でナイーブな私にとって、それは正に禁断の果実だったのです。
以下略 AAS



7: ◆ao.kz0hS/Q[sage saga]
2017/10/07(土) 23:54:53.83 ID:mxDxIcFa0
そして三日前のことです。
夕方というよりは夜の時間帯のことでした。

いつものように用も無いのに事務所のソファに陣取り、デスクでお仕事に励むPさんを視界の隅で視姦していたのですが、そこに美波さんがやってきました。
平静を装いつつ2、3の言葉を交わしたところ、大学のレポートの進みが芳しくなく、かといって自室では集中できないので、事務所でやるために来たのだとか。
以下略 AAS



8: ◆ao.kz0hS/Q[sage saga]
2017/10/07(土) 23:56:21.80 ID:mxDxIcFa0
一瞬、踵を返して事務所に戻り、二人が何食わぬ顔で連れ立って退社する様子を観察したいという欲求が湧きました。
しかし、私がいる限り二人はいつまでも帰らないか、もしくは私の目の届かない外で落ち合うことにするかも…。

駄目です。
それではあまりに勿体ない。
以下略 AAS



9: ◆ao.kz0hS/Q[sage saga]
2017/10/07(土) 23:57:37.85 ID:mxDxIcFa0
怖気を禁じ得ないほどに、フロアは薄暗くなっていました。
フロアに入ってすぐのエレベーターホールは天井の小さなライトで照らされていました。
ですが事務所へと続く廊下は完全に消灯されているということが、その場で分かりました。
エレベーターホールのライトはいわゆる常夜灯なので、つまり普通に考えれば、このフロアにはもう誰もいないはず。
ひょっとすると非常階段を上っている間に入れ違ったのかもしれない、という考えも浮かびました。
以下略 AAS



10: ◆ao.kz0hS/Q[sage saga]
2017/10/07(土) 23:59:22.02 ID:mxDxIcFa0

“だめ…だめです………Pさん”

声音の鮮明さが増したのと知った名前の登場で、私の興奮は早くも最高潮に達しようとしていました。
声の主は当然の如く美波さんで、しかも何やら『ダメナコト』を始めようとしているご様子。
以下略 AAS



11: ◆ao.kz0hS/Q[sage saga]
2017/10/08(日) 00:00:46.26 ID:1nHzinqN0
早く入れたい。早くPさんのペニスで私の中をかき混ぜたい。
その瞬間を今か今かと待ちながら、中指と薬指の先端を膣口にあてがっていました。

“きて…Pさん…”

以下略 AAS



12: ◆ao.kz0hS/Q[sage saga]
2017/10/08(日) 00:03:01.72 ID:1nHzinqN0
視界に散っていた火花が治まり始めた頃、私は自分の今の状態を思い出しました。
私は女の子座りで、涙と涎と鼻水を垂らしながら股間を弄っていたのです。
二人がすぐに出てくるということはないでしょうが、ゆっくりしていて良い筈がありません。
しかし、半脱ぎのストッキングとショーツを直そうと思った矢先、美波さんの驚きの声がそれまでよりもよく聞こえました。

以下略 AAS



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