アライさんのような害獣が生きたいと思うこと自体罪なのだ5
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◆8qmuaCjNUw
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2018/01/31(水) 01:58:41.26 ID:oPVR1UW+0
『こちらは防災隣町です。
農政課からお知らせします。
現在、隣町全域において、銃によるアライグマのフレンズの駆除を実施しています。
危険ですので、山林には近づかないようお願いいたします』
以下略
AAS
6
:
◆8qmuaCjNUw
[saga]
2018/01/31(水) 02:00:01.88 ID:oPVR1UW+0
地元猟友会長「(本当はこういう時こそ、若者の出番なのだろうが…。困ったものだ)」
会長は内心そう思うが口には出さない。
きっと若者は若者で大変なんだ…。自分は老害扱いされたくない。
男は黙って背中で語るものだ。きっと誰かが見てくれている。
以下略
AAS
7
:
◆8qmuaCjNUw
[saga]
2018/01/31(水) 02:01:47.54 ID:oPVR1UW+0
ガサッ!ガサガサッ!
隊員達は件の里山に足を踏み入れていく。
鳥獣(今回はアライさん)による人的被害に対する緊急対応と並んで、
被害発生地区の調査も鳥獣駆除隊のお役目だ。
以下略
AAS
8
:
◆8qmuaCjNUw
[saga]
2018/01/31(水) 02:03:52.15 ID:oPVR1UW+0
地元猟友会長「本当に、あと二匹居たんだな!?」
鳥獣駆除隊員3「目撃証言によれば、確かに直接助けに来たアライさん以外に二手から石飛礫が飛んできたと。
『恐らく血縁個体群であろう』と里山教室の方はお話されていたそうですが…」
以下略
AAS
9
:
◆8qmuaCjNUw
[saga]
2018/01/31(水) 02:07:11.54 ID:oPVR1UW+0
フガフガフガ…
フガフガフガ…
樹々の間から微かに洩れる猟犬の呼気。
以下略
AAS
10
:
◆8qmuaCjNUw
[saga]
2018/01/31(水) 02:10:27.20 ID:oPVR1UW+0
地元猟友会長「はぁ〜。日没までまだ間がある。もうちょっとだでぇ…」
隊員6は少しうんざりした顔をする。
せっかくの休日が…、明日も早くから仕事なのに。
殺処分の―それも空振りで空費するなんて!
以下略
AAS
11
:
◆8qmuaCjNUw
[saga]
2018/01/31(水) 02:12:29.28 ID:oPVR1UW+0
ブ〜ン…ブ〜ン…
隊員3「……」
チクタクチクタク…
以下略
AAS
12
:
◆8qmuaCjNUw
[saga]
2018/01/31(水) 02:14:24.01 ID:oPVR1UW+0
隊員3「…」ホッ!
―良かった!気の乗らない殺生を重ねずに済んだ!―
もうじき、今日の狩りは終わる。
そんな隊員3の心理を世人が知れば奇妙に思うことだろう。
以下略
AAS
13
:
◆8qmuaCjNUw
[saga]
2018/01/31(水) 02:19:07.87 ID:oPVR1UW+0
猟友会・鳥獣駆除隊は、害獣駆除用の罠にかかった獣の処理も頼まれることが多い。
これに至っては、もう本当に楽しくない作業だ!!!最悪な気分だ!!!
狩猟と―駆除は―違う。
分かってもらおうとは思わないが…。
以下略
AAS
14
:
◆8qmuaCjNUw
[saga]
2018/01/31(水) 02:21:01.79 ID:oPVR1UW+0
隊員3「……」スゥゥゥゥゥゥゥ―
隊員3は大きく息を吸い始める。全身の感覚が息と共にドンドン深まっていく。
世界が自分と銃身の先のアライさんのみに集約されて行く―――
以下略
AAS
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