5: ◆OBrG.Nd2vU[sage]
2019/02/09(土) 19:21:54.55 ID:4CQv0rjX0
あの夜は明けていない。
あの熱は冷めていない。
6: ◆OBrG.Nd2vU[sage]
2019/02/09(土) 19:24:05.50 ID:4CQv0rjX0
どうしようもなく妙な感じ。
私を送る車中で、プロデューサーさんの顔をずっと横目に眺めています。
7: ◆OBrG.Nd2vU[sage]
2019/02/09(土) 19:25:53.31 ID:4CQv0rjX0
でも実際はそんなことありえません。
あの関係は一夜限り。
8: ◆OBrG.Nd2vU[sage]
2019/02/09(土) 19:27:42.93 ID:4CQv0rjX0
ここはどこでしょう?
ガレージ?後ろでゆっくりシャッターがしまっていく音がします。
9: ◆OBrG.Nd2vU[sage]
2019/02/09(土) 19:31:41.28 ID:4CQv0rjX0
広い室内には、二人が寝ても十分すぎるほどサイズのベッド、大きめのソファーにお洒落な木製のテーブル、革張りのリクライニングシート、大型の液晶テレビ、その他に暖かみのある調度品の数々。
壁や床には傷や染み一つなく、隅々まで清掃が行き届いていて、清潔感に溢れています。
10: ◆OBrG.Nd2vU[sage]
2019/02/09(土) 19:33:52.82 ID:4CQv0rjX0
『仕事の都合』。
私達の仕事には守秘義務というものが常に付き纏いますから、家族といえど滅多なことは言えないことが頻繁にあります。
11: ◆OBrG.Nd2vU[sage]
2019/02/09(土) 19:35:39.10 ID:4CQv0rjX0
ベッドの上に腰掛けてもらって、私はその前に跪いてベルトに手をかけます。
この体勢はこれから目一杯ご奉仕しますよって感じがしてすごく興奮しちゃう。
12: ◆OBrG.Nd2vU[sage]
2019/02/09(土) 19:36:42.43 ID:4CQv0rjX0
ご奉仕する私の頭を彼がそっと優しく撫でてくれます。
何気ない仕草で軽く触れただけなのに、エッチに蕩けた脳は過剰に反応して、撫でられるたびに甘く痺れました。
13: ◆OBrG.Nd2vU[sage]
2019/02/09(土) 19:37:45.81 ID:4CQv0rjX0
「歌鈴……そろそろイク、イキそうだっ」
彼が苦悶の声を上げました。
14: ◆OBrG.Nd2vU[sage]
2019/02/09(土) 19:38:40.37 ID:4CQv0rjX0
彼がゴクリと喉を鳴らします。
興奮してくれてるんですね。
15: ◆OBrG.Nd2vU[sage]
2019/02/09(土) 19:40:13.91 ID:4CQv0rjX0
こんなに明るいところでまじまじと見られるのは初めてのこと。
私は電気を消して欲しいと懇願しましたが、彼は無視して愛撫を続けました。
24Res/20.54 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20