【シャニマス】私の輝きは智代子いろ
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1:名無しNIPPER
2019/04/10(水) 00:20:49.63 ID:OYsjgrQ40
2作目

読んでも読まなくてもいい前作できれば読んでみてね
【シャニマス】普通の私は憧れの先に憧れる
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1553871319/


2:名無しNIPPER
2019/04/10(水) 00:22:08.54 ID:OYsjgrQ40
「はぁ、はぁ、はぁ……」

 息が絶えるほど、疲れた。

 プロデューサーさんにアイドルをやらないかと誘われた。
以下略 AAS



3:名無しNIPPER
2019/04/10(水) 00:23:20.55 ID:OYsjgrQ40
 アイドルも大変なんだ。

 そう強く実感した。

 運動が得意でない私はトレーナーさんの言うことを聞いてその通りに動かすだけで息が上がる。
以下略 AAS



4:名無しNIPPER
2019/04/10(水) 00:24:00.70 ID:OYsjgrQ40
「おつかれ、智代子」

 レッスン室の壁にもたりかかって息を整えていると、入口の方から男の人の声が聞こえてきた。

「あっ、お疲れ様です! プロデューサーさん!」
以下略 AAS



5:名無しNIPPER
2019/04/10(水) 00:25:07.57 ID:OYsjgrQ40
「おつかれ、智代子」

 レッスン室の壁にもたりかかって息を整えていると、入口の方から男の人の声が聞こえてきた。

「あっ、お疲れ様です! プロデューサーさん!」
以下略 AAS



6:名無しNIPPER
2019/04/10(水) 00:26:28.98 ID:OYsjgrQ40
 そして私の目線に合わせるように屈んで私の目を見ながら様子を心配してくる。

 ずるいなぁ、と思いながら彼の視線から逃れるように目をそらす。

そんなに愚直な瞳で見つめられたら、嘘なんか言えないんだもん。
以下略 AAS



7:名無しNIPPER
2019/04/10(水) 00:28:56.44 ID:OYsjgrQ40
undefined


8:名無しNIPPER
2019/04/10(水) 00:29:54.88 ID:OYsjgrQ40
◆◆◆

 案の定、私はみんなのダンスについていけなかった。息を枯らしながら失敗するステップ、複雑に絡みあう振り付けは覚えられなくて何度も足を止めた。

みんなに迷惑をかけている。その罪の意識が、私の心をむさぼって枯らす。
以下略 AAS



9:名無しNIPPER
2019/04/10(水) 00:30:50.68 ID:OYsjgrQ40
 突きつけられた夏葉さんの言葉に、私はすっと腑に落ちてしまった。

 そうだ。

 私は、できないんだ。
以下略 AAS



10:名無しNIPPER
2019/04/10(水) 00:31:46.01 ID:OYsjgrQ40
◆◆◆

「何があった? まあわかる気はするけど」

 レッスン室を出て廊下でプロデューサーさんと対面する。壁に背を預けている。息を吐いて私を見る。
以下略 AAS



11:名無しNIPPER
2019/04/10(水) 00:32:36.87 ID:OYsjgrQ40
「最後のピースだと思ったんだよあのユニットの。智代子はあの中で負けじと輝けると思ったから。お前を入れるとあのユニットはさらに輝くんだ」

 根拠はなんだろう。単純に疑問に思った。

 プロデューサーさんが私にどうして、どのようにしてそんなことを見出せたんだろう。
以下略 AAS



12:名無しNIPPER
2019/04/10(水) 00:34:03.69 ID:OYsjgrQ40
「アイドルってさ、どんな人が憧れるんだろうなって」

「どんな人が……?」

「そう」
以下略 AAS



13:名無しNIPPER
2019/04/10(水) 00:35:05.31 ID:OYsjgrQ40
「私は、本当にあの中で、私らしく輝くことができますか?」

「できるよ」

「普通の私でもですか?」
以下略 AAS



14:名無しNIPPER
2019/04/10(水) 00:35:57.05 ID:OYsjgrQ40
 レッスン室の入り口から物音が聞こえる。話し声のようなものがひそひそと聴こえて、次第にそれが大きくなっている。

 次の瞬間、ドアが開いて人がなだれ込んできた。私と同じユニットの4人。

 身体が重なり山のようになっていた。
以下略 AAS



15:名無しNIPPER
2019/04/10(水) 00:37:00.75 ID:OYsjgrQ40
「果穂はずっと智代子が来ることを楽しみにしてたんだ。まあ他の奴らもそうだけど」

「そうだったんだ……ありがとう果穂ちゃん、樹里さん、夏葉さん、凛世さん」

 私がそういうと樹里さんは訝しげな表情を浮かべている。
以下略 AAS



16:名無しNIPPER
2019/04/10(水) 00:38:15.84 ID:OYsjgrQ40
「智代子」

 私を見つけてくれた声がする。

「プロデューサーさん」
以下略 AAS



17:名無しNIPPER
2019/04/10(水) 00:39:12.22 ID:OYsjgrQ40
 私はアイドルになる。

 そして普通の女の子は変身をする。キラキラと輝く星のようなものになる。

 星は不思議なもので、道しるべになったり個々では小さい輝きだろうがたくさんあれば大きな輝きになる。
以下略 AAS



18:名無しNIPPER
2019/04/10(水) 00:39:48.65 ID:OYsjgrQ40
 私はアイドルになる。

 今度はプロデューサーさんに届けるために。私という智代子いろの星の輝きを届けて、プロデューサーさんの理想よりも遥かに輝く私を見つけてほしい。

 とびっきりの笑顔で、とびっきりの元気で、とびっきりのチョコアイドルを。
以下略 AAS



19:名無しNIPPER
2019/04/10(水) 00:43:03.48 ID:OYsjgrQ40
ぬわつか。

前作は3000文字ほど。今回は7000文字ほど。このぐらいが読みやすいと思うけどどうだろうか

自分にとって智代子は、背中を押してあげたいアイドルです。そのままでも十分輝けるけど、自信がなくて踏み出せないアイドルです。
以下略 AAS



20:名無しNIPPER[sage]
2019/04/10(水) 22:06:34.14 ID:/Yqrr4Hro
面白いと思うけどここR板なんよな


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