436: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/10/10(木) 20:50:18.59 ID:nCryEuB7O
理解不足なものも、その裏をも理解している者も緊張の面持ちの中で、河嶋隊長が口にする。小山さんの顔も恐怖か怒りかその他の感情が混ざり合うものとなる
「ジャッジ!抗議します。準決勝は15輌とルールに記されています。これは明らかに反則です。直ちに試合を中断してプラウダに警告してください!」
437: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/10/10(木) 20:50:58.47 ID:nCryEuB7O
さて、こういう時は悪いパターンも想定しなくてはならない。それでトントン……いやそれはきついか、でもそれくらいにはしておきたいなぁ
エンジンのかかった車輌たちは建物を出て1列になって高台に向かう
438: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/10/10(木) 20:52:35.70 ID:nCryEuB7O
その間にもプラウダ戦車道部隊は南進を続けていた。シベリアの雪上を移動するトナカイの群れの如く
「ノンナ!」
439: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/10/10(木) 20:54:00.44 ID:nCryEuB7O
〜
プラウダ学園地域がプラウダ学園都市であった頃、人口的に勝る学園艦出身のロシア人と、経済力に勝る津軽地域の日本人の調和が図られた。その結果が公用語を日本語、ロシア語のどちらにもせず、英語とすることだった。
プラウダ学園は小学校は共通語各言語に応じて建設されているが、中学校以降は各分校及び本校の英語教育に集約され、高校、大学はプラウダ学園都市にさらに集約される。
440: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/10/10(木) 20:56:59.81 ID:nCryEuB7O
〜
わたくしたちは この海をひらき 原子の火を育て 水と緑を愛する 健康で明るい 大洗の町民です
441: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/10/10(木) 20:57:41.62 ID:nCryEuB7O
先頭からIII突、B1bis、ポルシェティーガー、3式、IV号、ヘッツァーが高台の稜線の裏側を目指して上昇していた。不意に聞こえる風を切る音、そしてその弾はヘッツァーの近くに着弾した。凄まじい爆風が辺りの雪を吹き飛ばす。ヘッツァーが爆風でかなりずれる
442: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/10/10(木) 20:58:16.19 ID:nCryEuB7O
母ちゃんごめんよ。ここで私の道は決まってしまったよ。ここで勝てば、西住ちゃんは決勝で勝ってくれる。そして、私は西住ちゃんの言葉を信じる
「ごめん、履帯が外れた。敵はすぐ近くに来ている。西住ちゃん達は早く上に登って!」
443: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/10/10(木) 20:59:11.46 ID:nCryEuB7O
「かーしま!お前は脱出しろ!この坂を登ってどっかの車輌に入れてもらえ!」
「……はっ?し、しかし、会長と柚ちゃんが残るなら私も大洗女子学園の一員として、ここに残らせてください!」
444: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/10/10(木) 20:59:48.20 ID:nCryEuB7O
「でも……柚ちゃん……は?」
「私は…さっきの爆発で足を痛めちゃったみたい。多分稜線の上まで雪の上を歩けないと思う」
445: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/10/10(木) 21:00:51.44 ID:nCryEuB7O
「小山!こっちで装填やって!」
「私は足を怪我」
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