44: ◆wsnmryEd4g[saga]
2020/10/18(日) 09:33:00.16 ID:iX/HvtXE0
絶句する私の震える首筋を、紗枝ちゃんの指がいやらしくなぞる。
彼女は悪魔のように冷たい微笑を浮かべ、そして私の唇に触れるか触れないかの距離で、接吻するように囁いた。
「おいたはあきまへんえ」
45: ◆wsnmryEd4g[saga]
2020/10/18(日) 09:34:32.70 ID:iX/HvtXE0
全身は極度に疲弊し、額に脂汗が滲んでいるのが分かる。
私はいまだ混乱から立ち直れず、また紗枝ちゃんの顔を見るのも恐ろしかったので、そのままぐったりと床を見つめながら気持ちが落ち着くのを待った。
「あら、汗びっしょり……やっぱり冷房は上げない方がよかった?」
46: ◆wsnmryEd4g[saga]
2020/10/18(日) 09:35:55.59 ID:iX/HvtXE0
……その後、休憩を終えて再び撮影に臨んだ私が、相変わらずミスを繰り返してスタッフを困らせ続けたのは不思議なことだと思われるだろうか?
実際、私はミスを挽回しようと意気込んでいた。
47: ◆wsnmryEd4g[saga]
2020/10/18(日) 09:36:46.83 ID:iX/HvtXE0
小休憩
48:名無しNIPPER[sage]
2020/10/18(日) 10:58:01.82 ID:xEmdF3xDO
乙
おいらなんて、雨で着物来たままずぶ濡れになった気を失った紗枝を、温めるため一枚ずつ脱がして(ry
49: ◆wsnmryEd4g[saga]
2020/10/18(日) 11:03:13.28 ID:iX/HvtXE0
六
50: ◆wsnmryEd4g[saga]
2020/10/18(日) 11:04:13.71 ID:iX/HvtXE0
ハル『まあ。(呆れたようにプランターの方へ向く)お好きになさい……』
ノラ『違うのよ、ハル。あなたを誘おうと思って』
51: ◆wsnmryEd4g[saga]
2020/10/18(日) 11:05:17.47 ID:iX/HvtXE0
「――――はい」
疲れた体をベッドから無理矢理起こして、暗がりの部屋をのそのそと歩いていく。
52: ◆wsnmryEd4g[saga]
2020/10/18(日) 11:06:21.97 ID:iX/HvtXE0
もう一度、ベッドが揺れた。
と思うと、今度はすぐ横にぴったりと寄り添って、私の身体の震えを押さえ込むように、そっと肩を抱くのが分かった。
「なぁんにも、迷惑なんてあらしまへんえ」
53: ◆wsnmryEd4g[saga]
2020/10/18(日) 11:07:15.17 ID:iX/HvtXE0
「心当たり、ないん?」
「……分かり、ません」
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